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#37 シンクロって、大迷惑
こんにちは。id_butterです。
人生で最高に不幸な時に恋に落ちた話 の37話目です。
シンクロ二シティって言葉があるらしいです。
スピリチュアル業界で「意味のある偶然」とのこと。
それがね、まじうぜぇ(あら、失礼。ほほほほ。)と思った話。
先々月くらいから、これおかしくない?って最初腹が立つものの、なんだか後から笑えてくるようなことが連発している。
きっかけは、異動することになったことだ。
わたしは、潮時かなぁと思った。わたしと彼は何の約束もしていないし、会えもしないし、異動すれば唯一の接点である「上司と部下」という関係すら失う。だから、これを機に一旦遠ざかってみようかな、そう思った。
つまりなんか、ちょっとつらくなっていたのだ。
異動の辞令が出るまでにはまだ時間がある。
わたしは、予行練習してみよう、そう思い立った。(今思えば、なんで笑)
頭および心の全てから、彼を追い出すことを試みる。
あるときは、彼とのMTGをすっぽかしてしまうという凡ミスを犯すにまで、それは徹底して行われた。(いや、ほんとバカなことした。)
彼に「忘れないで」とちょっと悲しい感じで言われ、本気で謝った。
だけど、わたしは必死だったのだ。
彼とまったく話さないようになっても、わたしはやっていけるんだろうか。
そう、本気で心配になった。だから、どうしても試してみたかった。
そのときだった、「シンクロ」が起きるようになったのは。
朝、ふとテレビをつける。
最近、わたしはテレビをまったく見なくなっていたから二週間ぶりだった。
飛び込んでくるニュースの登場人物が彼と同じ名字の有名人だった。
「ふーん」
そのときは何とも思わず、流した。
その週は微妙な天気が続いていて、夜だけ急に雨が降るみたいなことが多かったから、その翌日もまたテレビをつけた。たまたま。
そうしたら、また同じ人のニュースが流れる。
「ん?」
ちょっと引っかかる。
まさかの3回目は、その週末だった。
娘にテレビを点けて、とせがまれてつけたときのことだ。
さすがに、何なのよと思った。
全然興味のない有名人についてやたら詳しくなるわたし。
4回目はもう嫌だと思い、テレビは封印することにした。
その翌日、娘を保育園に連れて行くとき、〇〇ナンバーの車が目についた。
〇〇は、彼の住む町である。
いやいや、偶然ですよ。
そう思って、一日中〇〇ナンバーの車を探し続けた。見つからなかった。
そもそも、〇〇ナンバーが存在することすら、初めて知った。
その後、彼と話す機会があって、やっぱり離れたいなとか考えながら、娘を迎えに行った保育園の帰り道のことだ。
ぶーん、とわたしの漕ぐ自転車の近くを車がすり抜けた。ちょっと危ないな、やだな、と思いながら信号でその車に追いつく。その車が、人生二回目に出会う〇〇ナンバーで、その車の中はわたしと彼の働く会社の荷物でいっぱいだった。
…参った。
いや、離れようと思っているんですよ。
だめなの?
神様のいたずら?
と思って、ネットを徘徊していて、シンクロって言葉を知りました。
みなさん、勉強になりましたか?
ちなみに最近も同じようなことがあって、彼と距離を置こうかどうか迷いながら、ヒーリングを受けに行ったときのこと。
そのヒーラーさんは、わたしが一番しんどい時に彼がくれた言葉とまったく同じアドバイスをくれた。
さらに、母親の話をしたときの反応が、一言一句まったく同じだった。
彼から離れようと行った先で、彼と瓜二つの人に会うという奇跡。
いやーーー、参りました。
何の話だったんですかね。
ところで懐かしい「大迷惑」、久々聞きました。
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