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枕もとにコンセントとUSBポートがある、スーパーホテルプレミア銀座。

部屋は驚異的な狭さで、荷物を広げる場所すらありません。それでも、このホテルの口コミ評価が高いのは、「割り切って捨てる」決断をして、顧客セグメントをしっかりと行っているからでしょう。

大浴場があり、湯河原から天然温泉を運び込み、朝食は朝から金目鯛の煮付けが選べる。ベッドの寝具にはこだわりがあり、枕も選べる。

一方で、部屋は限界まで狭く、部屋の鍵もなく暗証番号であける。(鍵を作るコストや紛失リスクがなくマネジメントは楽だが高齢者には訳がわからない)鍵がないのでチェックアウトの際はフロントにすら立ち寄らない。部屋には電話すらなく、フロントにも自分の携帯からしか電話出来ない。ある意味徹底しています。

極め付けは、テレビがない。部屋のどこにもテレビがなく、色々と探し回って見つけたのは天井のプロジェクターです。壁に映画などを映し出すシアターになるのです。

地上波も、一応映りますが、コンテンツの中にはユーチューブがあることに驚きました。ユーチューブキッズもあります。私は冗談半分で、ユーチューブで私の「サービスの本質塾」チャンネルを映し出して見ましたが、ちゃんと映りました。

時代は恐ろしいスピードで変化しています。業界の常識の中で生きていたら大変なことになりそうです。



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