10/21 コンセプト&メイキング

冒頭の座学、「不幸を不幸で終わらせるのはもったいない」の考え方はめちゃくちゃ共感しました。犬のウ○コ踏んだとか、傘持ってないのに夕立に降られたとか、そういう“絵に描いたようなアンラッキー”って逆に面白くなっちゃうというか、面白くなったもん勝ちというか。

普通に凹んじゃう時もあると思うんですが、そういう時は個人的な対処法として、アニメとか漫画とかによくいる不憫ポジションの天然堅物真面目キャラになりきって「なぜ俺がこんな目に…」とか呟くというのがあります。オススメです。不憫ポジのキャラ大好き。


そのあとはグループワークに入り、先週の「集めると面白いもの」の続きを考えることに。

先週の授業の後も一人でアイデアを考えてたりしたのですが、先生に言われたことがネックになって、なかなかいいアイデアが浮かびませんでした。個人的には「1発に全てをかけるタイプの出オチ感のあるネタはウケがいい」と「すぐ飽きがくるものは駄目」の2つを意識するのが難しかったです。

もう少し噛み砕くと、「単体で面白いものを集めるといくつかみたらすぐ飽きがくるしバリエーションを用意するのも難しいけど、ひとまとまりで見ると大味な方がいい」ということ。得意な人もいるのでしょうが、普段の考え方が通用しなかった自分はここでかなり手こずりました。

諸事情によりチームの一人が欠席していたので、二人で考えることになりました。前回の反省点を洗い出し、再びイチから案を出し直しました。二人で話していると、考えてきた案がいい感じに磨かれていき、そこからどんどん他の案が派生して思い浮かんだりして、グループワーク特有の広がりを感じました。

ある程度方向性が固まったところで先生からアドバイスをもらい、細かい内容を決定していきました。そこからなんとか発表に間に合わせようと、すごい勢いでスラードショー制作作業を二人で分担しながらやったので、短時間ながら燃え尽きた感がすごかったです。

前回の授業終了後には不安しかありませんでしたが、いい感じにひねりも入れて、飽きにくくそれなりにオリジナリティのあるものを考えられたと思います。前回表面化した課題はクリアできたのではないかと。発表もつつがなく終了したし本当に良かった…。他のチームの内容も面白かったです。

今回は何より、仲良く話しながらお互いの意見をすり合わせていけたところが功を奏した一番の理由だと感じます。最終的に先生からも好評だったアイデアが個人でポッと出した案でなく、二人で組み立てていったヤツだったのが個人的に嬉しかったです。


「たくさん集めて面白いもの」の次は「ギャップ」について。

1つのモノの特徴を分解していって、その中のどれかとかけ離れた要素を付け足す、という行為でギャップは生まれる、というのはすごく理解できたんですが、そのチョイス、組み合わせがとてもセンスの問われるポイントだと感じました。反対のものを組み合わせるのとは似ているようで違うので、そこが難しいポイントかなと。

ギャップのあるものをたくさん考えていて思ったのは、1つのテーマを細分化して1つの要素を取り上げるのと同じように、組み合わせるものも、その「取り上げた要素と離れている要素」そのものではなく、逆にその要素を持つものを出して、そこと組み合わせた方が面白いギャップが生まれやすいということです。

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(文章で言い表すのが難しかったので図にしたのですが、これはこれでわかりにくい…)

ギャップを与えるのは好きなので、自由に出すならなんの苦労もなかったのですが、こうして「ギャップ」について分析しフォーマットに則って考えるのは新鮮な感覚で普段より手こずりました。仕事としてやっていくなら誰でもできるこの方法に慣れていった方がコンスタントに考えられるのかなと感じました。それと、結局ギャップって「単体でもちょっと面白いモノ」を、その面白さが輝く異質なものと組み合わせるのが一番面白いと思っているのですが、この考え方をすると、そうではない王道で真っ当なものが出やすいと感じました。そのため、ギャップは感じるけど全く面白くないものとか、ベタすぎて逆にテンプレに感じるものとか、既に有名コンテンツが手を出しているものとかがたくさん思い浮かぶので、独創性を持たせるという点にセンスが問われていると感じました。

「たくさん集めて面白いもの」の時もそうでしたが、自分は「単体でもちょっと面白いモノ」に頼りすぎる節があるので、それ以外の考え方を鍛えていきたいです。

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