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「やっぱ友達って最強ぢゃね?」と心にギャルが生まれた帰り道

大学の中で1番信頼してて心を許してて素を出せる友達と半年ぶりに再会した。本当なら今年はたっっくさんいろんなところに遊びにいくはずで、素敵な思い出と写真が残すはずで、なのに。コロナのせいで何もかも計画倒れした。こんなに悲しい4年生になるとは思わなかった。

でも、例え家の中でも、外でも、公園でも、一緒にいて楽しいのは変わりない。大学では深い友達はできないってよくいうけど、そんなこと言ってたのだれ?ってくらい大事な友達ができた。

わたしが嬉しいと嬉しそうにしてくれて、悲しいと一緒に悲しんでくれる。言いたいことは言わなくても伝わることもある。呼吸が合うというか、なんというか、とにかく最高だぜ友達。

わたしは誰かからプラスの感情を向けられた時とってもうれしくなるから、嬉しいことは返したくて、誰に対してでもプラスのことは口に出して言うようにしている。彼女に対してのこの感謝とか信頼とかそういう感情を全部ひっくるめるともう「好き」しか出てこなくなる。一緒にいてくれる人がいるって幸せだ。わたしが彼女に向ける「好き」は安売りなんかじゃなく、本当に、心の底からの「好き」だ。

今日も特に何をするわけでもなく、お喋りしたり、それぞれ卒論と仕事をして過ごした。でも、一緒に「居る」だけで楽しい。ごろごろしたり、お散歩したり、隣に「居る」だけで。

駅への帰り道、他愛もないことを話しながらのんびり歩くのがとっても楽しい。1人で歩くと駅は果てしなく遠いのに、2人だと一瞬。暑苦しくはなくなったこの夜、あぁ、やっぱり最高だって思った。

失恋をしても恋をしても、話したいのはやっぱり友達で、わたしの支え。

その子からもらってる分の力をわたしは返せているのかなって思ったりもするけれど、そこはわからないから、せめて今日も言葉に出す。

「好き」

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