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新たな挑戦。Kindle出版始めます。🖋kindle challenge
📚 新たな挑戦として、Kindle出版を始めます。
旅好きの私は、これまでnote を活用しながら、過去の旅の記憶を整理し、記録を残してきました。
SNSすら触れたことのなかった私が、試しに旅行日記を書き始め、そこから見よう見まねでX(旧Twitter)にも投稿。
すると、少しずつ「書くこと」そのものが楽しくなり、旅の記録だけでなく、過去に出会った人々の人物評や、好きな作家の作品レビューにも挑戦するようになりました。
そして最近では、ふとしたきっかけから小説という新たなジャンルにも手を伸ばし、物語を紡ぐ楽しさに夢中になっています。
まるでおもちゃを与えられた子どものように、次々と試したくなる。
「書くこと」そのものが、こんなに楽しく、尽きることのない遊び場になるとは、思ってもみませんでした。
そんな流れの中で、「せっかくなら、もっと新しい挑戦をしてみよう」と思い立ち、今回、Kindle出版に踏み出すことを決めました。
📖 Kindle出版を決めた理由
まず、電子書籍にするなら何がいいか?と考えたとき、すぐに思い浮かんだのは、これまでnoteで書いてきた小説でした。
これまでの文章をまとめ、新たな形で届けることで、より多くの人に読んでもらうチャンスが生まれるかもしれない。
そんな期待を胸に、最近執筆した3本の短編小説をKindle化しました。
とはいえ、本当はnoteと同じように無料で多くの人に読んでもらいたかったのですが、Kindleでは最低価格が99円と決められており、完全無料での提供はできません。
そこで、さまざまな選択肢を調べていくうちに、「KDPセレクト」 というプログラムの存在を知りました。
このプログラムを利用すれば、Kindle Unlimitedに加入しているAmazon会員の方なら追加料金なしで0円で読める 仕組みになっています。
「これなら実質無料で提供できる!」と喜んだのも束の間、
KDPセレクトを利用すると、Amazonでの独占販売が条件となり、他のサイトでの公開が一切できなくなる という規約があることが分かりました。
📌 noteでの無料公開を続けるか、それとも新たなチャレンジか
ここで大きく悩みました。
「これまで通りnoteで無料公開を続けるか、それとも新たな挑戦としてKindle出版に踏み出すか?」
もしnoteでの無料公開を続けるなら、Kindleでの出版は諦めるしかない。
しかし、今後のことを考えたとき、「書くこと」をより広く、自由に届ける手段を持つことは、自分にとっても大きな学びになるはず。
「まずは、試してみよう」
そう思い、今回はKindle出版に挑戦する道を選びました。
そのため、noteで無料公開していた小説の掲載は、やむを得ず取り下げることにしました。
今まで読んでくださった皆さまには申し訳ない気持ちもありますが、新たなチャレンジとして、どうかご理解いただければ幸いです。
なお、小説を掲載していたページは、Kindle版の紹介ページ(レビュー記事) として残し、作品の概要や背景をお伝えしていきます。
💡 価格設定も「学び」として楽しみたい
せっかくKindle出版に挑戦するのだから、どうせなら、この価格設定という条件も、届けるマーケティングの学びとして楽しんでしまおう。
そう考えた私は、「いろいろ試しながら、楽しみながら、最適な形を探していこう」 というスタンスで、今回の出版を進めることにしました。
そこで、Kindle出版記念として、未発表の新作も執筆し、新たにリリースすることにしました。
ただし、この新作はこれまでの作品とは少し違うもの。
これまで私が人物月旦を書いてきた経験をもとに、「初心者でも楽しくオリジナルの文章を書けるようになるための手引き」 を作りました。
「書くことに興味はあるけれど、何から始めればいいか分からない」という人に向けて、私自身の試行錯誤を詰め込んだ、ちょっとしたガイドブックのような作品です。
さらに、この作品については、他の小説とは異なる「価格設定のパターン」 を試してみることにしました。
当然ながら、Kindle Unlimitedでは無料で読めます が、通常購入時の価格を小説とは変えてみることで、どのような反応があるのか、実験してみたいと思っています。
こうした試行錯誤も含めて、Kindle出版は「学びの場」としても面白いと感じています。
単に「本を出す」というだけでなく、「どうすればもっと多くの人に届くのか?」「どんな方法が最適なのか?」 を考えながら、いろいろな可能性を探っていくつもりです。
🔔 ペンネームについて
Kindleでの出版を進めるにあたり、ペンネームをどうするか? という問題に直面しました。
これまで私は、「Bell note(ベルノート)」というペンネームで活動してきました。
英語の響きが気に入っていましたし、noteを中心に書いていたこともあり、自分にとってしっくりくる名前でした。
しかし、Kindleという新たな場で作品を届けることを考えたとき、ふと「和名の方がより馴染みやすいのでは?」という思いが生まれました。
特に、小説という形で文章を届けるとなると、日本語の持つ響きや、言葉そのものの温かみを活かしたい。
そんな思いから、Kindle出版の際には和名のペンネームを使うことにしました。
とはいえ、これまでの「Bell note」と全く無関係な名前にするのは違和感がある。
これまでの自分の活動とつながりを持たせつつ、新しい名前として相応しいものを考えました。
そして決めたのが、
「鈴野 乙(すずの おと)」 というペンネームです。
読めますか?「すずの おつ?」――いいえ、「すずの おと」です。
「鈴野」は読めるとしても、「乙」は「おつ」と読まれがちですよね。
ですが、この「乙」は、「乙姫(おとひめ)」の「おと」と読みます。
なぜ「鈴野 乙」にしたのか? そこには、いくつかの理由があります。
「Bell note」が「鈴の おと」に変わるまで
まずは、ペンネームの音の響きから考えました。
私の元々のペンネーム「Bell note(ベルノート)」を漢字に置き換えると、
「鈴ノート」(スズノート)
となります。
ここからさらに、言葉の響きに導かれるように、漢字を無理なく馴染む形に変えていきました。
「鈴野 おと(すずの おと)」
こうして、「鈴野 おと」という名前が生まれました。
しかし、ここで最後の問題が残りました。
「おと」の漢字をどうするか?
「音」でも良いのですが、どこか綺麗すぎる気がしました。
私が書く文章、そして私自身のスタンスに、もう少し“ひねり”や“奥行き”が欲しい。
そこでたどり着いたのが、「乙」 という漢字でした。
「乙」という漢字に込めた想い
「乙」という漢字には、いくつかの意味があります。
契約書などで使われる「甲乙(こうおつ)」の「乙」、つまり「二番目」を指す言葉でもあります。
私は、書き手として作品を生み出しますが、それが成立するのは、読んでくださる皆さんがいるからこそ。
この活動は、書き手と読み手の間で交わされる、ある種の「契約」のようなものではないか と考えました。
その場合、主役(甲)にあたるのは、読んでくださる皆さん です。
私は、あくまでその後ろに控え、作品を届ける側の「乙」。
「自分は常に脇役であり、読者こそが物語の主役である」 という気持ちを込めて、「乙」という漢字を選びました。
「鈴野 乙」という名前は、
「読んでいただくことがあってこそ、自分の書くものが存在する」 という初心を忘れないための名前でもあります。
noteでは今まで通り「Bell note」を、Kindleでは「鈴野 乙」を。
今回、Kindle出版のために和名のペンネームを考えましたが、これまでの「Bell note」をやめるわけではありません。
noteでは今まで通り「Bell note」として活動を続けます。
ただ、Kindleのような場では、日本語の名前のほうがしっくりくると感じたため、
「鈴野 乙」はあくまで和名としてのペンネームであり、Kindle出版時に使用するための名前 です。
「Bell note」と「鈴野 乙」、どちらも私自身の名前として大切にしていきます。
それぞれの場で、それぞれの形で、書くことを続けていきたいと思っています。
新しい名前とともに、これからも書き続けます。
こうして、「Bell note(ベルノート)」から「鈴野 乙(すずの おと)」へと、私のペンネームは広がりました。
これは、単なる和名の追加ではなく、これからの書き手としての姿勢を形にしたもの でもあります。
🖋最後に
これまでnoteを通じて、多くの方に読んでいただけたことは、私にとって本当に大きな励みでした。
「書くこと」がこんなにも楽しく、そして誰かとつながる喜びを生むものだとは、始めた頃には想像もしていませんでした。
今回のKindle出版は、私にとって新たな挑戦ですが、これで終わりではありません。
むしろ、これをきっかけに、さらに表現の幅を広げていきたいと考えています。
これからもnoteは続けていきますし、新たな試みも積極的に取り入れていくつもりです。
今後も、「書くことを楽しみながら、読んでくださる皆さんにも楽しんでもらう」ことを目標に活動していきますので、引き続きよろしくお願いいたします!
🔔 Bell note / 鈴野 乙
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