教科書は、短編集だべ。
教科書を読んでいる。
短編アンソロジーとして
読むと楽しいと、以前話したことがあったが
まさに、それ。
そして私はまんまとハマってしまったのだ。
二作目
川上弘美さんの「真面目な二人」
「猫を拾いに」に入っている。
自分の気持ちが動いたら
カウンターでカウントしていく、という
上原菜野とあたしの
2人の女子の友情をベースに
私の中におきる気持ちのいろいろが
描かれている。
なるほど、私が高校生ならば
私もカウンターを買って
自分の気持ちについて考えたり
ともだちとの関係や
周りの人と私の在り方
考えるなとか考えたり、でもべつに
単純に読み物としても楽しめるな。
実は、川上弘美さんは
たしか「すてきにハンドメイド」に
エッセイを書いていたような。
そこで毎回、彼女のエッセイが好きで
必ず読んでいた。
派手さはないし特別な何かがあるとかでなくて
ごくありふれた日常の
誰もが見過ごしてしまうようなものを
拾って丁寧に綴って見せてくれる作家。
私は高校生ではないけど自分を見つめ直したい。
で買っちゃった。
カウンター。
私を知りたい。私と生きるために。
川上弘美さんの別の本も
読んでみようと思った。
そうだ。
夏に買った本、積んでた。
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