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J1リーグ 2023 順位&勢力図予想

0.前書き

こんにちは。Bellちゃろと申します。ただいま新幹線に乗りながらこれを書いています。さあ、Jリーグ開幕の前日。ということで今回は「J1リーグ 2023 順位&勢力図予想」と題して進めさせていただきます。まずは順位の予想と各チームの個人的な印象を書いていく。その後にどのようにシーズンが進んでいくのかという展望を書いていきます。シーズンが終わった時に答え合わせをするためのお遊び程度だと思っていてください。そしてこれを書いているのはオフシーズン一年目の新米Jリーグファンなので頓珍漢なことを書いていても鼻で笑っておいてください。でははじめていきましょう。



1.順位予想

まずは順位の予想をこちらに示しておく。

1 FC東京

昨季は広島、鹿島、C大阪にシーズンダブルを達成(川崎とFマリノスは未達成)。監督が変わり下位キラーから上位キラーへ変わった印象。アルベル体制初年度は6位だがだんだんスタイルも固まり、選手個人の成長も著しい。仲川の加入は最後のクオリティに大きく寄与すると思うので得点なしで終わる試合が大きく減りそう。今年は点差は小さけれど勝ち切れる試合が昨季に比べ大幅に増えるのではないか。(結果的に)下位のチームに多く勝てれば優勝争いをできるはず。

2 川崎フロンターレ


フロンターレは谷口の移籍による失点数の増加に伴う勝利数の減少が危ぶまれる。攻撃のタレントは相変わらず強い。ベテラン勢が安定した出場を重ねられるかどうかというところもポイント。出せる最大値は間違いなくリーグ随一。

3 横浜F・マリノス


仲川の移籍によるフィニッシュのクオリティが平均的に下がること、岩田の移籍による中盤以下の起用が少し固定化され得ることが懸念点。高丘の移籍も序盤は特に響きそう。スタイルは確固たるものだが昨季は終盤で残留争いをするチームにしっかり抑えられていた。連覇をするためのタレントは少ないという印象を受けた。

4 セレッソ大阪


メンバーだけ見たら優勝争いにも参加できる気はする。だがやはり強い時とそうでもない時の差がこの規模のクラブにしては非常に大きい。順位は4位だが優勝争いにしっかり絡むのは難しそう。

5 サンフレッチェ広島


昨季に監督交代を敢行したチーム。昨季の順位は3位であり、今年ももちろん強いとは思うがしっかり優勝争いができるかと言われると難しい。昨季より脱落するタイミングが早まるかなという印象。
それでも5位という予想だが昨季後半の主力選手は流出も少なく、出せる最大値は川崎に並ぶくらいかなという印象。しかしターンオーバーがことごとくハマらないのを見ると…今季はこのくらいかな…。でも下位に沈む様相は想像できない。

6 浦和レッズ


J1チームでは数少ない監督交代を敢行するチームである。戦術の浸透は試合を通してできるものだから序盤は特に苦しむだろう。しかしこのチーム特有の爆発力は凄まじい。昨季同様、前半戦と後半戦でまるでチームが変わってくるだろう。

7 湘南ベルマーレ


攻撃のアイデアが多い布陣を見ればこのくらい期待してしまう。昨季は2得点以上取った試合は全勝(この記録は昨季のJ1では湘南の他ない)できているくらい、良い守備から良い攻撃というのが実現できている。昨季序盤は監督の経験不足もあって大苦戦を強いられたが、昨季のホーム初勝利を上げた14節以降の20戦の戦績は8勝7分5敗。(これだけ見れば)勝ち点をコンスタントに稼げている印象がある。今年は地盤がある程度固まってからのスタート。トップハーフでのフィニッシュはマストだと思うくらい、期待している。

8 ガンバ大阪


若手だらけ。いつぞやの湘南かってくらい下位ディビジョンから引き抜きに加えてビッグクラブらしい海外からの補強と陣容はなかなか面白い。しかし、浦和同様かなり戦術浸透には時間がかかり序盤は厳しそう。戦術浸透が上手くいき、ポヤトスさんでフルシーズン戦えれば後半戦では脅威となりそう。しかし序盤で全く光が見えないと一気に残留争いとなるだろう。参考までに昨季のヴォルティスの後半戦の戦績は9勝10分2敗。(前半戦は4勝13分4敗)

9 名古屋グランパス

永井を筆頭としたベテランと稼働率がそう高くないユンカーの組み合わせは諸刃。
選手層大丈夫か?と思ってしまったがなんやかんやで強さを見せてくる。何より、マテウス頼りで成り立つくらいの守備の強さがグランパスにはある。失点をしなければ負けることはないから守備の強いチームは勝ち点はしっかり拾うことができる。下手したらフロンターレやFマリノスを土につけかねないくらいのポテンシャルはある。一方で昇格組にしれっと負けそうな雰囲気もあるからThe中位に落ち着くと予想。

10 柏レイソル


こちらは監督続投の選手大幅入れ替え。これもまた試合を通さないと本当の強みが表れない状況。シーズン通して強さを発揮するのは難しいはず。何より守備は選手を入れ替えた挙句、個人的にはプラマイどころかマイナスくらいになっているような感じもするとちばぎんカップの前から思っていたがまさしくそうなってしまっている。守備をシーズン通して改善できないとかなり厳しいシーズンになってしまうだろう。攻撃の布陣は今季随一なのでバランスが命となるだろう。

11 ヴィッセル神戸


タレントサッカー。選手が揃えば強いが昨季は離脱が多くチームとして出せる強さに大いにムラがあった。これを打開させるような補強もなく強い時は強い。弱い時は弱い。というのは変わらない印象。
ただパトリッキの勝負強さはチームを救ってくれる要素になるだろう、

12 鹿島アントラーズ


TOP5に君臨し続けた鹿島もそろそろかな。という印象をここまで受ける。開幕前に最も顰蹙を買ったチーム第一位と言っても過言ではなく、何かを変えなければ降格1チームにすら引っかかりかねない気がする。(Jリーグを見始めて1年経ってない人間にとって、鹿島が沈む様相を2年目に見たくはないので予想を裏切ってほしい)

13 北海道コンサドーレ札幌


福岡ほど減点箇所が多いわけではないが、プラスの側面があるかと言われると難しい。移籍組の小林祐希と馬場晴也はプラスに働くがこのチームのもつ悪い時の組織的な弱さを治療できるかと言われると多分難しい。でもストライカーというストライカーもいないが今季もオープンな試合を見せつけてくれること間違いなし。(もし私がコンササポなら昨季は3回は死んでるだろう。)

14 サガン鳥栖


決定力が不安。昨季までは宮代と垣田の高い決定力で1試合5得点という試合を複数の試合で実現させたがその立役者と言える2人の移籍は大きい。また守備も昨季アウェーで31失点(J1ワーストタイ)と限定的ではあるがかなりやられている印象。補強も下位ディビジョンからが多く未知数というのが正直なところ。サッカー自体はエキサイティングなものだが結果に結びつかない一年となるのではないか。

15 アルビレックス新潟


昨季と比べた時のマイナス要素は正直ないが、プラス要素もあまりない。やるサッカーはJ1クラスだが選手がJ1クラスかと言われるとなかなか微妙。でも要所要所でリーグ全体にインパクトを残す活躍はできそう。

16 アビスパ福岡


クルークス、フアンマの離脱で攻撃のアイデアが減少した印象
そして前線の高さも平均的に小さくなったのも不利に働くのでは。守備は相変わらず堅そうだが得点源に少し不安を抱く。また攻撃のクオリティも特に左サイドが不安。主力が大きく入れ替わったので、どのようなアプローチで長谷部監督が試合を進めていくか楽しみなチームである。(ここも特に予想を裏切ってほしい)

17 京都サンガF.C.


京都が昨季トップハーフに近い順位で折り返せた理由はピーターウタカ個人によるところが強いと思う。そのウタカに並ぶようなタレントが今季はいないので常に後半戦のような戦いを強いられそう。タレントはJ1復帰2年目のクラブとしてはかなり揃っているが昨季、大活躍の上福元の移籍は順位にも関与してきそう。

18 横浜FC


選手の登録数はJ1では1番多く、選手の入れ替えも激しかったチームの一つ。四方田さんはマネジメント能力に定評があるそうだが選手の入れ替えが多いのは今までの湘南を見ていても上手くいかないことの方が多い。でも圧倒的最下位というほど絢爛される感じは全くしない。あとは小川航基がシーズン通して戦い続けるかというところも順位に関与してきそう。

2.1勢力図と展望

勢力図はこのようになるのではと予想した。
優勝争い
FC東京、川崎F、横浜FM
ACLを狙いたいところ
C大阪、広島
Aクラス入りを狙う
浦和、湘南、G大阪、名古屋、柏
何も争うことがなさそう
神戸、鹿島、札幌
残留争いしそう
鳥栖、新潟、福岡、京都、横浜FC

2.2 シーズン展望

2023シーズンはスタイルの習熟度がキモとなる年になると思う。何せ、降格1枠なので来季以降に向けて様々なことを試してくるチームも2020シーズンのようにいると考える。スタイルが固まり選手の動きが洗練されたチームは前半戦でいい成績を残せるだろう。前半戦は湘南新潟がダークホースと予想する。しかしシーズンが進めば展開は落ち着いてくる。新しいスタイルの習熟度にもよるがG大阪浦和が節の数だけ強くなるだろう。逆に前半戦のダークホースとなる2チームは後半戦で一気に大人しくなると予想する。また昨季は引き分けの試合が非常に多く、シーズン中の試合のうち、31.7%(「J STATS REPORT 2022」 参照)が引き分けと掲載されている2014シーズン以降で圧倒的に多い数値となった。今季もおそらく昨季ほど極端に引き分け率は高くならないと思うがそれでも20%後半台くらいには乗ると思う。1チーム降格となると少なからず影響は出るだろう。また、引き分けが多いということは獲得勝ち点の差が縮まる。よってかなり勝ち点の差が詰まり、優勝争いも残留争いもタッチの差となると考えた。

3 後書き

いやー順位予想は心が痛くなります。シーズンが終わって答え合わせをして低く見積もったチームのサポーター方に謝る未来がもうすでに見えております。でもそれも一興。さて、明日ついにJリーグ開幕。自分にとっては初めてのオフシーズンだったが情報を収集してるうちにもう開幕。人生で初めての推し選手が移籍したりと1年目のオフシーズンからだいぶ痛い目に合わされたりしたが気づけばもう開幕。そんな傷も気にならないくらい楽しみだ。とにかくJ1,J2,J3の全チームが全力を出し切ってシーズンを戦い切れることを祈っております。(あと湘南さんは5位いないを目指せることも祈っております)

では2023シーズンも全力で楽しみましょう!読んでいただきありがとうございました!

バイバイー





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