
ヨーロッパのストリート文化から考える
ヨーロッパに行かれた事がある人は、街角のあちこちで
ストリートのミュージシャンやアーティスト、大道芸、オルゴールなど
耳にしたり目にした事があると思う。
日常の道行く中で、自然と音楽が聴こえてくる気持ちよさが
私にはある。そして、クラシック音楽や民族音楽が聴こえてくる事も
嬉しい。
ストリートは、ストリートでも生きるために家族で
ギター、カホン、歌で奏でる人達もいる。
けれども、生きていく本気さと心弾む音楽で、街行く人が投げ銭を
していく。このストリートでいつも思うのが、有名とか知っているとかでは
無くて、自分にとって素敵な音楽だ表現だと思うと人は足を止め、
耳を傾ける。そこで、より気に入れば投げ銭をする姿だ。
これは、チェコのプラハ中央駅に昔から置かれている、
今、日本だと話題の駅ピアノである。
なぜ、こういう中央駅にピアノが置かれているのか?
大陸は、色々な国と繋がっていて、行先によっては接続の
待ち時間が長い。その待ち時間に音楽に触れる人達が多い様に
見受けられる。勿論、地元のお爺ちゃんが弾いていたりもする。
日本だと、どうしても駅ピアノやっているを前面に出したり、
イベント化しすぎて、何か自然さが失われている様に思う。
味のあるお爺ちゃん。
趣味なのか、それとも音楽家として生きてきたのかと
思いながらピアノの音色に耳を傾けていた。
2人は知り合いなのかピアノ伴奏で歌いだした。
物凄い味のある歌で、音楽って歌ってこうなのかもと思わされる
歌声だった。東京でアーティストパスを持って活動している人であれ、
地方で見かけるストリートミュージシャンも、ギターの弦が狂ってても、
音程が滅茶苦茶でも平気で練習みたいなレベルを見せているのが多い。
何かそれをやる自分に酔っているだけでは?と思う人達を多く見かける。
それではストリートの文化も根付かないように思う。
ドイツのミュンヘンでの光景。
日本は、クラシックでも街角であるとたいがいが電子ピアノ。
こうやって屋根があって、それで反響する場所であると
アップライトピアノや、この様にグランドピアノで街角でコンサートを
する。これが街角で音楽の様に思う。
おそらく楽器店なんどがピアノをレンタルしている様に思う。
日本の楽器店や公共のホールも何か自由に貸し出し用に、
使わなくなったピアノを引き取ったりして、有効に使えば良い様に思う。
さまざまな工夫で、日本もストリート文化がより浸透する様に思う。
イタリアは、ミラノで見かけた。
テンション高い年輩のダンサー。しかし、気持ちもエネルギーも
若さを感じた!この引き付ける力がストリートの力の様に思う。
2001年イギリスは、ロンドンのコベントガーデンで知り合った
弦楽四重奏のグループも新しい事をすれば最初は、あいつは何だと
いう目で見られるけれど、それを続ければ面白いに変わるし、
人を引き付けて足を止めさせるにはを考えるのは楽しいと(笑)
ここから先は
¥ 200
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?