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授乳中のゾフルーザ(インフルエンザ薬)

ゾフルーザですね。

結論としては、母乳はやめなくてOKです。
母乳を続けるメリットの方が大きいからです。

ただし、ゾフルーザが授乳中でも安全に使えるというデータはありません。
データはないものの、薬の性質から母乳中には移行しづらいと考えられます。

医師が「母乳に移行してお子さんも薬が流れるから」と言ったことには疑問です。

一般的には“薬が母乳に移行しない“=“授乳中でも使える“と判断します。

そして、データが少ない中で、タミフルやイナビルではなく、あえてゾフルーザを処方した意図が不明です。
タミフルやイナビルは授乳中のデータも多くあり、安心して使える薬なのです。


次に、薬を飲んでから授乳までの間隔についてです。これについては、間隔はあけなくて大丈夫です。

お母さんが薬を飲んでから、体の中の薬の濃度が半分になるまでの時間を【半減期】といいます。
この半減期を過ぎていれば、お母さんの体の中の薬の効果はないと考えます。
(=赤ちゃんへの影響もないと考えます)

ゾフルーザの半減期は、約95時間です。
ここまで時間をあけるのは現実的ではないですよね。
ということで、母乳までの時間は考えなくても大丈夫です。

感染からの回復には、栄養と休養です。
休養はなかなか取れないと思いますが、休める時に身体を休めてくださいね🍀
早く良くなりますように...🍀

またいつでも気軽にご相談くださいね(^^)

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