松下幸之助さんから学ぶこと
世界のパナソニックの創業者、松下幸之助さんをご存じない方はいらっしゃらないと思いますが、私にとって、松下幸之助さんが、ここにきてクローズアップされ導かれるようなことが多々あります。
10年前くらいになりますが、私のとても尊敬している小林正観さんの本を読んでいた時に、松下幸之助さんの素晴らしい人間性にふれることがあり、それがきっかけとなり、自分にとって、ピンとくる内容のものを手書きでメモし、毎日持ち歩くシステム手帳に入れていました。
その内容ですが、ビジネスに関わることで、
「まあ、簡単に言うとね、みんなに愛されることやね。ビジネスマンは、みんなに愛されないとあかんですよ。あの人がやってはるのやったらええな、物も買うてあげよう！ こうならんといかんですよ。 そうなるには、奉仕の精神が一番大事やと。 奉仕の精神がなかったら、あそこで買うてあげようという気が起こらない。 そうですから、ビジネスの一番大事な努めは、愛されることです。愛されるような仕事をすることである。それが出来ない人はビジネスマンに適さない。」
と言う内容でした。
とても、素敵な内容で、心に残るものでした。
もともと、私は、接客業10年、営業職7年と、人さまと関わらせて頂くお仕事が長かったのと、母親でもあるので、「愛」について、いつも心にありました。
だからこそ、やっぱり、間違いなかったと太鼓判を押して頂いた感じがし、この内容の文章を始めて読ませて頂いた時、とても嬉しかったことを覚えています。
当時、大学2年生だった長男にも、この文章をそのまま送りました。
今は、その長男は、営業職につき、人さまの幸せに直接関わる仕事をしています。
私の言葉や松下幸之助さんの言葉が、どれだけ長男に響いているかは分からないですが、いつも楽しそうに仕事をしています。
あげまん奥さんからも、いつも褒められまくっいるので、高い木をホイホイニコニコ登っている感じです 笑
私の持論なんですが、「生きる力」とは、人から愛されること、だと思うんですね。
色んな事がるけど、挫折することもあるけど、うちひしがれることがあっても、それでも、たんたんとニコニコと生きていくこと。
落ちても、すぐに上がってくること。
そうやってここまで来れたような気がします。
そう思うと、他の誰かにはなれないですね。。
私は私がいい。
松下幸之助さんは、人を雇うとき、必ず面接で聞くことといえば、
「あなたのここまでの人生、ツイていましたか？」 と言い質問。
この答えが、「私は、ずっとついていました！」と答えた人は、即採用されていたようです。
そうですよね。私は、ここまでの人生、なんにもツイていなかった・・・と答える方の波動はとても重苦しく、気づきが起こらないままだと、この先も同じような人生を送る可能性の方が高いと感じてしましますよね。
さて、ここに来て、松下幸之助さんとのご縁を頂くか・・なんですが、
私には、お気に入りの場所があります。それは、松下IMPビルのロビー。大阪ビジネスパーク（OBP）のツインビルです。OBPは、高層ビル街でビジネス街でもあります。その中でも、一番最初に建築されたのが、松下幸之助さんが造ったビル。ツインビルです。
今も、この記事を、ここで書いています。
ロビーは、たくさんの方が勉強したり、パソコンを持ち込んで仕事をしています。きっと、このスペースを作りたいと考案して下さったのは、ご自身が、小学生の時に、家庭の事情で働きに大阪に1人で出て来ることになり学びたい時に学べなかった体験から、たくさんの方の学びとなる場所を提供されたいと思われたのだと思います。
ここに居ると、幸之助さんを近くに感じます。
幸之助さんの温かな波動を感じます。
OBPは、緑がいっぱいの街です。松下幸之助さんがこういう街を作りたい、大阪を活性させたい、という想いで手がけた街です。他の大手企業もたくさんビルを構え、とても活気がありますが、穏やかさもあります。
大阪城ホールも目の前ですが、とても、閑静な雰囲気もあり、まさに、 「統合・調和」された場所です。
このOBPを始めて見たのが私が18歳の時。とてもよく覚えているんですが、先輩が電車の中で、「あれ、すごいね！双子のビルだよ、だからツインビルっていうんだよ」って教えてくれたんです。当時は、画期的なビルで珍しかったのもあり、私の五感で、このツインビルを感じていました。
それが、今は、ご縁あって、ここで、こうして記事を書いたり、作業をしたり。なんというか、原点に戻ったような気持ちがこみあげます。
先輩のあの言葉が、どこか気になって仕方なかったのも、「こういうことだったのか・・」と思っています。
おとついは、大阪東成区玉津の「松下幸之助起業の地」にも行ってきました。ここから、スタートされたのかと思うと、本当に感慨深いです。今や、世界のパナソニック。
大阪市門真の松下幸之助歴史観・ミュージアムも行き、なにか私の覚悟も決まったという感じさえしました。
何の覚悟なのか・・・。ふんわりと高次の私が、こういうことだよ。。。って教えてくれたような気もします。きっと、自分の使命についてだと思います。
今回は、色んな気づきの中で、一番心が動いた言葉が、幸之助さんの 「諦めないこと」です。
ここまでの道のりも、逃げなかった、諦めなかった。
良くなると信じて、良くなりたいと行動していた自分が愛おしいですが、
今一度、「諦めないこと」について考えた時間にもなりました。
大阪でこうして、松下電器産業が大きくなったこと、晩年はPHPの活動にご尽力され、そして、良き模範となって下さったこと、こうしてたくさんの物質的・思想的に、生き様として残して下さったことに、ただただ、感謝です。
松下幸之助さん、本当にありがとうございます。
Radiotalk
（ラジオトーク）で、いろんなお話しを一冊の本をテーマにお話をさせて頂いています。もし良かったら、聞いてくださいね♡
毎週金曜日20：00～配信
halau_lealea（ハーラウ レアレア）
私は、LOVE（愛がすべてという想いを込めて）というニックネームで
登場しています。vol9より、BELL（神の鳴る鐘という想いを込めて）で
お話させて頂いています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？