先生の白い嘘、観るべきか観ないべきか
こんにちは。
医学部受験と同じぐらい芸能ゴシップに詳しい鈴村です。
普段は医学部受験コンサルをしています。
私は小さい頃から漫画好きなので、この作品もリアルタイムで読んでいました。
普通に映像化できるような作品ではありません。
それが映画化されることになり、しかも私の大好きな風間俊介さんが出演されると聞いて、とても楽しみにしていました。
しかし、主演の方がインティマシー・コーディネーターをお願いしたのに、監督がそれを断ったというインタビュー記事が公開前に流れました。
それだけでも事前情報としては充分なノイズになってしまいます。
センシティブな原作を理解した上で、覚悟を持って集まったキャストとスタッフが作り上げたはずの作品に、余計なヒビが入ってしまったことを残念に思います。
先月まで放送されていたBLドラマ『25時、赤坂で』はインティマシー・コーディネーターの方が監修に入っており、実際にドラマの中にも登場していました。
劇中劇のシーンに登場するという形で、インティマシー・コーディネーターの方が仕事をしている姿を垣間見ることができました。
その作品の中では、男性が男性にキスをする時に「嫌だったら言って」と言うシーンが2回出てきました。
これまで、そういったセリフをドラマで聞いたことがなかったので、初めて見た時に「ちゃんと同意を取るっていいな」と思いました。
相手のことをちゃんと思いやっていることが伝わって、愛情を感じました。
さて、映画を観に行くかどうか、迷います。
原作の漫画はとても面白かったのですが、医者と歯医者、看護師と歯科衛生士の区別がついていないと思われる描写があって、そこだけ読んでいて現実に引き戻されてしまいました。
惜しい。