サッカーとコロナ禍 回顧と展望
AAゲントの選手有志が、タブレット100台を4つの地元病院に寄贈した。
発起人であるキャプテンのヴァディス・オジージャは、
「コロナ禍で危機に晒されているのは、家族や医療従事者の皆さんの《コミュニケーション》。タブレットの数が多ければ、少しでもそのコミュニケーションのための役に立てるのではないかと思ったし、コロナ禍が過ぎても使ってもらえるだろうとも考えた。
とコメントしている。
この贈呈行事に参じたのは、キャプテンのオジージャの他、GKのトーマス・カミンスキ、MFのスウェン・クムスの3名。
ゲントには久保裕也も在籍していたのが、何だかもう、はるか昔のようにしか思えない。
地元ではそれなりに愛されていたんだが、今は彼の地シンシナティで、息災に過ごしていることだろうか。
コロナ禍とは全然関係ないんだけど、フェライニが古巣を救うために300万ユーロを供出する、という話も今日出ていた。
かつて川島永嗣が在籍したこともあったベルギーの古豪、スタンダール・デ・リエージュであるが、積年の経営状況と資金繰りの悪化を理由に、ベルギーサッカー協会は次シーズンはプロクラブライセンスを取り消し、アマチュア落ちを通達していた。
当然、意義を申し立てて仲裁調停の場に進んでいるが、指摘されている経営状況と資金繰りの悪化そのものは隠しようもなく、なのでこの窮状打開のための資金提供をする、とフェライニが個人資産を突っ込むことにした模様。
一人でどうにか出来る窮状ではないからかどうだか、元チームメイトのウィッツエルにも呼びかけた、と伝えられている。
2012年頃のスタンダールは「大アフロ」フェライニと、「小アフロ」ウィッツエルの2人が、ブイブイ言わしてたんだった。
その2人から、リールスSKのGK川島は(確か)7−0と惨殺されたんだけど、その試合があったからこそ、後にスタンダールへの移籍へと繋がったんだよなあ。
どうしたこった…何もかもがみな懐かしい。懐かしいだけ、に収束してしまうとは。
2020/04/30(木)19時のニュースから
感染が判明し入院している人の数: 3.609(前日比+178)
のべ感染者数:48.519
新規感染者数:660
ICU収容患者数:769(前日比-28)
のべ退院者数:11.579(前日比+293)
のべ死亡者数: 7.594(+51が病院、+60がWZC(うち陽性確定は75%):計+111)
5月4日(月)からの、ロックダウン部分解除に向けてのあれやこれやが日々報道されている。解除することにより、コロナ禍第2波が早晩襲来するのでは、と恐れられているようでもある。
ホントは今日はそれを掘り下げるつもりだったのだが、サッカーに流れてしまった。
繰り返すが、サッカーについて思うと懐かしさ、しかない。
サッカーが、かつてのように週末行事として戻って来る、とは、当面思えない。
もう、ああいうのは戻って来ないのではないかとさえ思う。
つか、現状だとスタジアムとか恐ろしくて近寄りたくない。
熱烈サポなら、感染上等!で抗体培養人柱になる、ということなんだろうか。