私の海産部でのお仕事紹介(個人差があります)
今回は私が海産部でどんな仕事をしているかを書いていきます。
海産部では刺身や塩干、練り物などの商品を扱っています。
〜普段の私〜
普段私はまな板(魚を捌くポジション)をメインに入らせて頂いています。
海産部のまな板作業は
基本の鰯とあじの3枚おろし、開き
これができるようになれば、あとは何とかなります。
初めの頃は研修や上司からしっかり魚のおろし方や作業効率を上げる方法を教わります。
たまに学生さんから生きた魚は入荷されるのかと質問を頂くのですが、それはないのでご安心ください。
特別な技術がいる魚は基本入荷されません。大衆魚(さんま、さば、あじ、いわしなど)が中心ですので3枚おろしができるようになれば応用が効きます。
あとは切り身用に加工された魚達をトレーに合わせてバッサバッサ捌いていきます。
鱗ひいて頭落として内臓出して、魚の血を水で流し綺麗にしつつ、切り身用と刺身用に加工していく天ぶりは時間がかかり大変ですが後は慣れの問題です。
1つ1つやることは簡単ですが、いかんせん量が多いのでいかに1尾あたりにかかる時間を短縮するかが重要になってきます。
例えば鰯を開きにする場合1尾あたり30秒かかるとします。これを売れる店だと100匹おろすことがザラにあるので、そうすると全部おろすのに50分以上かかってしまいます。だから1秒でも早くテキパキと仕事を進めていきます。
だいだいこの作業は何時までに終わらせると私の中で目安がありますので、それをクリアするために毎朝時間との戦いです。
午前は製造、盛り付け、値付け、品出しに追われ、あっという間に時間が過ぎてしまいますが、午後は落ち着いて作業することができます。
午後はお客様が手に取りやすいように丸の鮮魚は焼き魚用か3枚おろしに加工します。
そして売り場も定期的に確認し、薄くなっている商品はどんどん補充していきます
売り場が落ち着いたら作業場の清掃、明日の用意を中心に終わらせていきます。
清掃は衛生管理のためにも念入りに行います。
値引き作業もありますので、さくさく進めていきます。
これで私の1日の仕事が終わります。
仕事は慣れるまでが大変ですが、体力と筋力と何をどれだけ何時までに終わらせるか時間感覚がついてくると自然と体が動いてくれるようになりますので毎日の繰り返しが大切になってきます。
以上私の普段のお仕事の紹介でした。最後まで読んで頂きありがとうございました。
○魚の用語
ラウンド :そのままの状態の魚のこと
セミドレス :内臓、エラを取り除いた魚のこと
ドレス :頭、内臓、エラを取り除いた魚のこと
フィレ :3枚におろした魚のこと
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