6月15日の弘前れんが倉庫美術館での「A night OWL like a FISH ヤマジカズヒデ+細海魚 with 奈良美智(ライブドローイング)」のライブ以来、ヤマジカズヒデさん関連の音、dipの過去から現在までの音、ヤマジさんのソロアルバム、そのほか参加されているバンドやプロジェクトの音を聴きあさっています(動画もさまざま見ています)。
90年代から2000年代にdipのライブを見たことが2度あるのですが、その時もかっこいいなと思ったけれど、昨年末にリリースされた「HOLLOWGALLOW」のアルバムが今の自分の聴きたい音にとてもハマってしまって。
そんななので弘前以降、磔磔のdip&戸川純ちゃん、西早稲田でのライブと、ヤマジさんが出演されたライブには合計4回行きましたが、まだまだ行きたいし、みたいのです。本当にさまざまなバンドに参加されているので、その全部に行きたくて。昨日の下北でのモモヤマ穴キュウ+BAKIも行きたかったなー(セットリストを見て、ヤマジさんコーナーで「See Emily Play」をやってらしたことに、うわああとなり。シド・バレットをきっとお好きだろうなあと思っていたけど、やっぱり!とも思って)。
ちなみにまさかの彼女たちのこの曲のギターがヤマジさんで(演奏 qyb(クハラカズユキ/ヤマジカズヒデ/石塚BERA伯広) + NARASAKI)。イントロからすごくいい感じ。そして全体的にDinnosour jr.的というか。途中でThe Smithsっぽくなったりも。最高。
ところで、私の父と弟はギターを弾く人ですが、私がヤマジさんのギターが凄かったという話をしたらYouTubeでヤマジさん関連の動画を複数見たようで「彼のギターは抑揚の起伏がすごいというか、なんというか、とてもアーティスティックだし、かつ文学的だと思う。テクニックがあって上手な人はいくらでもいるけど、それだけの人が多い中、テクニックもある上に、彼にしか出せない音を出してる。こんなギターを弾ける人はなかなかいないと思う。凄まじいギタリストやな。ライブでみたい」と。「本当の天才って、彼みたいなことを言うんとちがう?」とも.
私はフィギュアスケートを子供の時から習っていたのですが、スケーターの中にもスケーターズスケーター、スケーターが憧れるスケーターと言う存在がいたりするのですが、ヤマジさんもギタリストが憧れるギタリスト的な存在なのだと思います。なお、ヤマジさんの作られるdipの曲、ソロ曲の世界観もかなり好きです。素晴らしいソングライターで、メロディメイカー。やっぱり天才・・・。次に行く予定のヤマジさんのライブは9月の大阪でのヤマジさんのソロ。とても楽しみです。