Sae a.k.a. bekobe150

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最近の記事

2024年11月4日 dip LABO25 @ 京都MOJO

昨日、11月4日は京都、四条烏丸に程近いMOJOでdipのライブ、LABO25でした。うまく言葉に言えないぐらい、素晴らしい凄まじいライブでした。ちなみに、かつてMOJOから徒歩3分の場所にある四条新町をさがったところにあるマンションに3年ほど住んでいたのですが、開場前にそのマンションを久しぶりに見に行ったりもして。 京都に住んでいた頃はMOJOでブッチャーズも見たりしました。歩いてブッチャーズのライブに行けていたという(ちなみに磔磔も徒歩圏内で、仏光寺通をそのまま東に歩い

    • Sunday Paffce 〜日曜日の猫〜

      今年の6月以降、ヤマジカズヒデさんがギターを弾かれるライブに頻繁に行かせてもらっているのですが、本当にそのどれもが全然違うヤマジさんで、どれも見逃したくないと思っています。dipのフロントマン・ギタリストとしてのヤマジさんもそうですが、大江慎也さんや戸川純ちゃんの横で弾かれる時、細海魚さんとお二人の時、ソロの時、そのほか・・・ 全然違って魔法使いみたいだなって、何度も書いてきたのですが、本当にそう思っています。今月はdipのライブに行かせてもらうのですが、とても楽しみにしてい

      • 全ジ連の活動が活発化する11月。

        明日から11月ですので、全ジ連(全世界ジョージ・ハリスン連盟・・・)の活動が活発化する・・・はずです。なぜなら、11月はジョージが亡くなった月だからです(あと、2月も最重要月です。ジョージのお誕生日が2月なので)。ロサンゼルス時間の2001年11月29日(日本時間は30日)、ジョージは天に召されました。次の11月29日で23年。長かったかな?早かったかな? ということで、11月はとても重要な月なので、いつもよりジョージのことをさまざま書いたりすると思います、という予告です。

        • 秋の夜長に

          私が秋になると特に聴きたくなるのがこのアルバム。ゾンビーズのリード・シンガーのコリン・ブランストーンが71年に発表した1stアルバムの「One Year」。 ゾンビーズのクリス・ホワイトとロッド・アージェントがプロデュースをしていて、ストリング・セクションを伴ったとても端正な楽曲で構成されていて、ロッド・アージェントのバンド、「アージェント」と共演しています。秋の夜長は静かでありつつなんだか広がりを感じるレコードが聴きたくなるのですが、「One Year」はまさしくそんなア

          貝の火

          宮沢賢治の生み出した物語には、人生のかなしみや苦味があるお話がたくさん。「貝の火」もそんなお話なお話のひとつだと思います。 子兎のホモイは、川でおぼれそうなひばりの子を助けます。そのお礼にひばりの王様から「貝の火」という宝珠をもらうのですが、最初ホモイはそれを受け取るのを辞退しようとしていたのですが、受け取ったことで、段々態度が傲慢になり、モグラ達を見下したりキツネに騙され、だんだんと善悪の区別がつかなくなってきます。 そして、ホモイが何かを行うたび、貝の火の輝きが変わり

          The Velvet Underground

          ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのアルバムは全部好きですが、一番好きなものは?と聞かれれば・・・3枚目(The Velvet Underground )かもしれません。ジョン・ケイルが在籍していた1枚目、2枚目、最後の4枚目も全部好きなんですけれど、一番聴いているのは間違いなく3枚目です。 ジョン・ケイルがぬけて、アヴァンギャルドさが影を潜めたと言われたりすることもあるこのアルバムですが、レコーディングの直前の移動中に機材が盗まれてしまったことが原因で全体に静かになってい

          The Velvet Underground

          The Zombies - This Will Be Our Year

          大好きなアルバムThe Zombiesの「Odessey and Oracle」(1968年)から「This will be our year」の歌詞を和訳してみました。このアルバムも子供の時から本当に好きなアルバムで、ずっと聴いてきました。私の家族、全員がとても好きなアルバムなのです(音楽ヲタではない母も)。本当に、音楽の「マジック」が起こっているアルバムだと思っています。 「Odessey and Oracle」はロッド・アージェント、クリス・ホワイトが作る美しいメロデ

          The Zombies - This Will Be Our Year

          マシュー・スウィート

          今朝、Webを見ていたら、マシュー・スウィートがツアー先のカナダで脳卒中で倒れたというニュースを目にしました。 彼は1986年に「Inside」でデビュー、1991年の「Girlfriend」、1993年の「Altered Beast」など、90年代を代表する素晴らしいアルバムを生み出しました。そして彼は大のアニメ好きとしても知られていて、左腕には『うる星やつら』のラムちゃんのタトゥーを入れています(「Girlfriend」は私の持っているCDは寺沢武一の「コブラ」のピクチ

          マシュー・スウィート

          2024年9月28日 Shinya Oe & Super Birds 磔磔

          そういえば、こちらのライブのことをnoteには書いていなかったなと思って。手術後、いろいろあったからなのですけれど。手術2日前にInstagramに投稿したものに加筆および追記したものを投稿します。 大江慎也さんのお誕生日ライブ。大江さん、66歳、おめでとうございます!今年のお誕生日ライブは磔磔で、Shinya Oe & Super Birds! 大江さんの「皆さん、今日は楽しんで行ってくださいね!」という言葉からライブが開始。鬼のルースターズ全開セットリストで最初から磔

          2024年9月28日 Shinya Oe & Super Birds 磔磔

          2024年10月18日 戸川純 umeda TRAD vol.3

          続きです。 「赤い戦車」からの「無題」の流れもとても良かったです。「無題」は戸川純ユニットの「極東慰安唱歌」というアルバムに収録されていますが、「無題」のようなアンデス民謡(でも歌詞はモンゴルのことが歌われています)や校歌、沖縄民謡、そして童謡など、バラエティーに富むアルバムで、純ちゃんのボーカルの素晴らしさが堪能できるアルバムだと思うのです。なんというか、純ちゃんがのびのびしているというか。ライブ帰りの阪急電車の中でクールダウン的に「極東慰安唱歌 」を聴いていました(アル

          2024年10月18日 戸川純 umeda TRAD vol.3

          2024年10月18日 戸川純 umeda TRAD vol.2

          続きです。 モスラの次は「NOT DEAD LUNA」。この曲は純ちゃんの意志の強さを強く感じる曲。どんなことをしても死なない、絶望を見たって死なない、死にゃしない。つい最近、死にかけた自分には、ずどんと響く曲。力をくれる曲。支えになる曲。今の純ちゃんが歌ってくれて、なおさら説得力がある曲。そう思いながら聴いていました。 そして、平沢進カバー、「金星」。平沢進師匠にこう言わせてしまう純ちゃん。 おっしゃる通りです、平沢さん。ちなみに馬の骨(平沢進ヲタのこと)でもある私は

          2024年10月18日 戸川純 umeda TRAD vol.2

          2024年10月18日 戸川純 umeda TRAD vol.1

          10月1日に心血管疾患の手術を受けてから、思いがけないことになり、入院が長引き、どうなるかなあと思いながら、だけれど絶対このライブには行きたいと思いながら療養につとめてきました。そして、ライブの前々日ぐらいに、行けるかもと思えるようになって、そして行ってきました。umeda TRADでの戸川純さん、純ちゃんのライブ。 umeda TRADのある場所はバナナホールという80年代から存在していたライブハウスでしたが閉店。そしてバナナホールの跡地にumeda AKASOが開いて、

          2024年10月18日 戸川純 umeda TRAD vol.1

          退院から、その後

          予想外の9泊10日の入院を終え、退院してから1週間経ちました。まだまだ本調子とまではいえませんが徐々に回復してきていると実感はしています。ちなみに仕事にも週明けから復帰予定です。  明日は戸川純ちゃんの大阪でのライブですが、椅子席ということで、無理をせずみることができそう(同じく音楽ヲタの家族が一緒に行ってくれますし。私の体調が途中で悪くなったりしてはいけないのと、そのほかの理由もあるようです)。 純ちゃんのライブの次は11月の最初の京都でのdip。その時までにはさらに元

          退院から、その後

          resuscitation from cardiac arrest

          先日、心血管疾患の治療のためのカテーテルを使っての手術を受けました。 当日の朝に入院し、午後1時から全身麻酔で手術が開始され、3時間かからないぐらいの手術という説明を受けていましたが(これまでにも同じ手術を2回受けて、その時もそれぐらいの時間で終わりました)、今回は手術そのものはそれぐらいの時間で終了したのですが、術後、意識が戻る前に心停止をして、私は蘇生措置を受けたそうです。 意識が回復したのは手術の開始から28時間以上過ぎてからでした。意識が戻った時、北海道にいるはず

          resuscitation from cardiac arrest

          これまでのわたし。その2

          その日を境に、そのビデオテープ、ビートルズの映画「HELP!」のビデオを、ビデオが見られる部屋に空きがあるときは何度も何度も見ました。映画の中で流れる曲やセリフを耳で覚えてしまうぐらい、見ました。治療のために入院している部屋から出られない期間も割と長くあリ、その時はひたすら「HELP!」が見たい、ジョージが見たいと思っていたことを覚えています。いつかジョージに会いたいと思っていたから、かなり辛い治療も頑張れたと思うのです。今、よく使われる表現で言うと、「推し」への愛のおかげで

          これまでのわたし。その2

          これまでのわたし。その1

          来週、ちょっとした治療というか、手術を受けます。同じ手術をこれまで2回して、今度は3回目。その手術を受けても再発率は3割ほどあるので、2回とも、その3割に当たってしまった感じです。私は幼い時に大きめの病気をしたのですが、その時の治療に使った薬の影響があるようで、詳細は書きませんが、そのこともあって心血管疾患が起こっているようです。それで、全身麻酔をした上で、カテーテルを使った手術をするのですが、先日、改めて手術同意書のようなものを見返していて、まさかの場合のさまざまを見てしま

          これまでのわたし。その1