ヴァイオリングッズ紹介&NEWケース購入!
今回の記事では普段私が使っている楽器や付属品、そして最近購入したケースについて紹介していこうとおもいます。
商品の写真には2024年8月現在の定価やメーカー希望小売価格を記載していますが、通販サイトや楽器店でかなり安く売られていることもあるので是非いろいろ探してみてください。
楽器関係の記事は他にもいくつか書いていますが、アマチュアな故知識不足も多々あります。
実際に楽器や付属品を購入する時は必ずレッスンの先生や楽器工房のスタッフの方に聞きながらご自身に合うものを選んでくださいね。
ヴァイオリン本体
高校1年生の時に弦楽部に入部したタイミングで初心者用セット(本体、弓、ケース、松脂)を総額13万円で購入。ヴァイオリン本体のみだと9万円台でした。『Scott Cao』という中国のメーカーで2010年に作られた、まだまだ若手の楽器です。
うちの部はヴィオラ、チェロ、コントラバスは学校の楽器を使ってましたがヴァイオリンは自分で購入する決まりになってました。お金が掛かるので不平等な気もしますが、結果的に長く楽器を続けることになり、買い替えもしなかったのでこのタイミングで買えて本当に良かったです。
楽器を始めて11年目のタイミングで、ペグの経年劣化や顎当てのねじが緩んでしまったことをきっかけにフィッティングパーツ(ペグ、テールピース、顎当て)をフェルナンブーコ材のものと総入れ替えしています。
弓
弓はセットに付いていた杉藤の2万円程度のものを使っていました。柄が太く重量があり細かいパッセージがどうしても上手く弾けなかったこともあり、当時のレッスンの先生と相談し新たに17万円(※2021年11月頃の税込価格)で2代目を購入しました。
2代目はフィッティングパーツと同じくフェルナンブーコ材が使われたものです。細かいパッセージも重厚感のある音も出しやすい。先生と一緒に東京の弦楽器工房でいろんな弓を試奏し、こちらを選びました。
弓の毛替えを年に一回お願いしていますがどんな毛が良いかは特に希望せずいつもお任せしています。
今年のメンテナンスでお任せした楽器店ではモンゴル産の漂白強めでやや細めの毛を使っているそうです。
弦
弦の種類は豊富にありますが円安の影響なのか大幅に値上がりしてしまい、1番安価で購入できるドミナントをG,D,A線に使っています。
先月張り替えてからチューニングが安定するのにも音が楽器本体に馴染むのにも3週間くらいかかった気がします。
E線はゴールドプラカットプレミアム。レッスンの先生にお勧めされたもので音の裏返りも雑音も全くなく弾いていて気持ち良い。
E線だけはどれだけ値上がりしても高くて1000円台なのがありがたいですね。
予備用としても同じ弦をケースに入れています。
肩当て
続いて肩当て。私自身かなりのなで肩で物によっては酷い肩こりを起こしていたため、これまで3度肩当てを変えています。現在使っているマッハワンのスタンダードは、角度が急なため私の肩にも引っ掛かりやすい上、はっきり明るい音色になります。
松脂
いろんなものを試して今はベルナルデルを使ってます。粘稠度が高すぎず、サラサラ過ぎず個人的にはちょうど良いです。弓の毛替えをせずこちらに替えたせいなのか使い始めは雑音が混じりがちでしたが弓の毛替えをしたら気にならなくなりました。
ミュート
弦楽器のミュートには『演奏用ミュート』と『練習用ミュート』の2種類あります。
下の写真が『演奏用ミュート』で、楽譜に指示があればこちらをD-A線の間に嵌めてこもった音を出します。
続けて練習用ミュート
騒音防止のために使っています。
私の持ってる物はゴムでできていますが、金属製のより音を抑えるものもあります。
クロス
何年かぶりに新しいものに新調しました。
今回購入したのは楽器本体用のアイボリーの大きなクロスと松脂汚れを取る用の黒い小さなクロスが一緒に入ったものです。早速使って既に汚れています。
ペグコンポジション
続いてペグコンポジション。ペグの緩みすぎ、固まり過ぎを改善させる役割をします。調律が安定しない時や弦交換をする時に塗るようにしています。
塗る手順
塗りたいペグの弦を外す→ペグを本体から外す→弦を巻き付ける部分全体にペグコンポジションを塗る→ペグを元に戻し弦を取り付ける
NEWケース
今週家に届いたばかりの楽器ケースを紹介します。
以前は3年前に買ったカーボンマックの角形を使っていましたが、収納力は優れていたもののとにかく重くて移動が大変だったのとハードケースだったためいろんなところにぶつけて傷付けてしまったので買い替えることにしました。
去年発売されたスーパーライトの限定デザインで1.2kgと超軽量。
外装は黒とアイボリーの合皮が使われており可愛らしいデザインですが、内装はシルバーでシックな感じなのがギャップがあってお気に入りです。
軽量な分、収納スペースは小さめ。
蓋側には弓が2本入れられます。楽譜を入れるスペースはなかったので後から外付けバッグを買いました。
中のポケットも小さめなので、クロスと予備の弦、鉛筆は楽器側のスペースに入れています。肩当てを留めるマジックテープがないのでペグの部分にクロスを巻いて物が当たらないようにしています。
おまけ
譜面台
アマチュアオーケストラの練習、カラオケorレンタルスペースでの自主練の時は譜面台を持参しています。
今まではAmazonで1000〜2000円で購入していましたがすぐに壊れてしまい何度も買い替える羽目になったので、今回は少しお高めのものを購入しました。
ヤマハから出ている商品で730gと軽量で持ち運びに非常に便利。
筆記用具
レッスンやオケの時の書き込み用に鉛筆と鉛筆削りをケースの中に入れています。シャーペンやHBの鉛筆は書き込みづらいのでBの鉛筆を使うようにしています。オケの練習中にボーイング(弓のアップダウン)の変更がしょっちゅうあるので消しゴムと一体になったものを選びました。
最後に
ここまで長い記事をお読みいただき本当にありがとうございます。
今回紹介した商品は楽器以外はここ2〜3年以内に購入しています。たった数年で付属品の殆ど、特に弦は大幅に値上がりしてしまいました。
これまでの購入履歴を遡ってみると
・エヴァピラッツィ ゴールド A,D,G線セット
『soundscape』という弦楽器通販サイトで2022年5月に13,604円で購入→2024年8月現在は同サイトで定価35,090円、販売価格22,808円
・ゴールドブラカット プレミアムゴールド E線
『soundscape』にて2022年2月に774円で購入。現在同サイトでは定価 1,430円、販売価格1,001円
・ペグコンポジション
『soundscape』にて2022年8月に1,540円で購入。
現在定価3,080円、販売価格2,464円。
・ULTRA ミュート(練習用ミュート)
Amazonにて2020年4月に880円で購入。現在の定価は1,760円(税込)※Amazonでは欠品中
楽器に限らず世の中ほぼ全てのものが値上がりしていますが…特に弦は消耗品なのでここまで値上がりすると他の良い弦に冒険するのも勇気が入りますよね。
他の記事でも紹介していますが、卸値で購入できる弦楽器専門の通販サイトや楽器店のフェア、Amazonや楽天のセールを利用して少しでも安く購入できるよう工夫してみてください。
次回の記事もぜひお楽しみください。
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