[Steam発掘]Beyond Contactが予想以上に面白かったので
紹介
Steamでの評価は賛否両論だったものの個人的に刺さるゲームだったので、ちょっとご紹介。
※記事を書き始めた当時は賛否両論だったが、現在は好評側に持ち直した模様
なんかやべーことになってる惑星ケテルンでサバイバルする羽目になるクインちゃんの物語。(長くなるので端的に書いたが、実際はしっかりと翻訳されたストーリーがある)
画面見下ろし型のいわゆるオープンワールドサバイバルクラフトのゲームで、4人までのマルチプレイあり。(とはいえソロでしかやってないので以降はすべてソロでの話)
サバイバル物のお約束、スタミナ(空腹)、酸素の各種リソースを適度に補充しながら拠点作ったり冒険進めたりする系。
一口にサバイバルと言ってもリソースの減少度合いで印象が変わるのだが、このゲームは割りと本当にサバイバルしていて忙しい。
昼夜の温度差といった概念もあり、夜は熱源の近くでないと凍えてしまうし、バイオームによっては居るだけで悪影響を及ぼす場所も。
生きるために拠点を作り、食料を集め、空気を集め、それだけではジリ貧なので研究を進め、新しい技術をアンロックして・・・とゲーム中は常に次やることを考えてるような状態で休まらないのだが、それが楽しい。
その上、微妙にタワーディフェンス要素まであって、ある程度日数が経つと謎の敵が襲撃してくる。
なんとか襲撃を撃退するも腹は減り、空気はなく、それらを集めに行ってる間に再び襲撃が・・・という感じで自分の初回プレイは終わった。
ちなみにこのゲーム、特に序盤はプレイヤーの戦力が貧弱。
謎の敵どころか、そこらの野生生物すら倒すのに苦労するレベルなのだが、戦闘をこなさないと得られない素材も多く、スローライフは許されない仕様なので中々に大変である。
これで終わったらそりゃ賛否両論もやむなし、というところだが何度か繰り返しているうちに、自分の中で"やるべきこと"の優先順位が分かってきた辺りからとても面白くなった。
インベントリの数が少ないから、それを拡張する研究優先度は高めだとか。
このリソースが無くなりそうなら、このバイオームに行けば良いだとか。
そうして自分なりの試行錯誤で少しずつ動きを最適化していったところ、最終的には難易度ハードでも割と余裕を持ってクリアできるようになった。
なので少なくとも現在のバージョン1.2では、各所レビューで言われているほど高難易度というわけではなく、遊びやすくなるような調整がされている模様。
ただ、効率化の過程を楽しむ部分が大きいゲームではあると思うので、そこが楽しめないと難しいかもしれない。
終わりに
色々と書いたものの、結果的に100時間ほど遊び、攻略記事を作ってしまうくらいにはハマったゲームであった。
自分のように、忙しい忙しいと言いながらニチャア笑いするような人には向いていると思うので、興味がある方はぜひ。
最後に上記で書いたところ以外の、良いところ悪いところを挙げておく。
良いとこ
価格が比較的お安め
セールで1000円弱だった。ストーリー○
この価格帯にしてはちゃんとストーリーがあり、翻訳もしっかりしてる。4種類のキャラクター選択可
ゲーム内マネー(ゲーム内の日数経過や行動で増える)のアンロック要素で、それぞれスキルが全く違う。ただし、ストーリーモードでの主役視点はクイン固定。最初の1人は安く開放できるのだが、個人的にはガンガーをオススメ。(頭一つ抜けて使いやすく強い印象)マルチプレイ可
とはいえソロでしかやってないので、実際の感触は不明。一応ロビー的なのはあるものの、現状は過疎。マルチで出来たら随分ラクになるし楽しそうなのだが。研究ツリーが見せかけではない
この価格帯でありがちな水増しというか、上位素材のための繋ぎ的な研究(数値が変わってるだけじゃん!)みたいなのが少なく、きちんと開放することで出来ることや作れるものが増える。
悪いとこ
マップが見づらい
ミニマップがあるものの、小さくて使いづらい。広域マップもあるが、縮尺によってアイコンが変化するのですごく戸惑う。また、一応クエストのトラッキング機能もあるようなのだが、何故かその目印も縮尺で見えたり見えなかったり?ゲームパッド対応だが、一部使いづらい
倉庫付近でアイテムを使いたいのに仕舞っちゃったり、振り向き途中で攻撃してあらぬ方向に飛んでいったり。ショートカットスロットが持ち替えるたびにバラバラ
アイテムごとの場所を記憶してないようで、例えば武器を4、つるはしを5と決めたくても持ち替える度に空いてるスロットに再登録されてしまうので場所を決めておけない。建築グループが分かりづらい
グループごと削除する仕組みがあるのだが、どこまでグループに含まれているかわからないので、壁だけ削除しようと思ったのに床から家の中まで丸ごと一気に削除されるなんてことが・・・。
以上