《謎の想》バス停
※フィクションです。
叔母とバスを待つ。
ここはどこだろう。
周りがすべて灰色に見える。
なんてさみしい所なんだ。
泣きそう。
他に人はいない。
叔母も何も話さない。
私も何も話してはいけない気がする。
知らない町なら
お土産物屋さんとか見てみたいのに。
そんなこと言っちゃいけない気がする。
寒い。
冬じゃないのに寒い。
なんかさみしいから
ポケットの中の
絵のついた可愛いティッシュを
出して広げて
ちょっと幸せを感じる。
バスは来ない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?