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犬は飼い主に似るってホント!?

犬を飼っている人で「あなたと愛犬ってそっくり!」
なんてことを言われたことがある人は多いのではないでしょうか?

『犬は飼い主に似る』とよく言いますが、
本当にそんなことがあるのでしょうか?

今回は犬が飼い主に似ると言われる理由をまとめました!


■外見編
①人間は見慣れたものを選ぶ!?
実は人間というのは、普段から見慣れている物を無意識のうちに選んでしまう傾向があります。
 つまり、飼い主さんが無意識のうちに自分と似ている子犬を選んで、家族に迎え入れているということです。
垂れ目の方なら垂れ目の犬を、丸顔の方なら丸顔の犬を、髪の毛がサラサラストレートの方ならサラサラストレートの犬を、カールヘアーの方ならカールのかかった毛並みの犬を選ぶ傾向が強いようです。
家族にする子犬を選ぶ時点で、無意識のうちに自分に似た部分のある子犬を選んでしまっているという事です。
このように、自分の見慣れた物に好感を持つ事を「単純接触効果」と言います。

②家族に似ている=自分に似ている?
普段見慣れている人は、自分だけとは限りません。
私たち人間は、幼少期、特に赤ちゃんの頃に、自分を可愛がってくれた人物が脳に刷り込まれています。
 赤ちゃんが自分を育ててくれた人物を無意識に認識するのは、その人物に好意を持っているからですよね。その頃の名残から、その人物に似た顔に好感を持ちます。
通常でしたら、親や自分の兄弟の顔を見て育ちますよね。
そのため、親や自分の兄弟の顔に好感を持ち、惹かれてしまうのです。
ところが、親や兄弟というのは自分と近い顔をしているものですから、結局は自分と似た顔の犬を好んで選んでしまう、と言う事になります。
なるほど、どうりで飼い主さんと飼い犬の顔がそっくりなペアが多いわけですね。
普段見慣れた自分の顔や、赤ちゃんの頃から見ている親族の顔に似た犬を無意識に選んでいるなら納得です!

■性格編
①飼い主さんとの生活も大きく影響する
犬種特有の性格や親からの遺伝より、飼い主さんに育てられていく過程で得た経験により作られた性格が強く出る事が良くあります。
例えば、飼い主さんが明るく、いつもニコニコと笑顔で接してくれる方であれば、犬も明るく優しい性格になりやすいものです。逆に飼い主さんが神経質気味な方だと、犬も神経質になってしまいがちです。

②犬は一緒にいる人の気持ちを感じ取る動物
犬は私たち飼い主が思っているよりも飼い主のことを見ています。
と言うのも、飼い犬は人間のように自分で好きな時に好きな場所に行く事が出来ませんから、犬にとっては飼い主さんと過ごす時間と場所が全てです。
そのため、常に飼い主さんを見て行動し、飼い主さんの気分の上がり下がりまで敏感に感じ取っています。
経験した事がある方なら分かるかとおもいますが、いつも楽しそうな人と一緒にいると、こちらも気分が明るくなり、楽しくなってきますよね。反対に、いつも暗く、ネガティブなかたと一緒にいると、こちらも気分が落ち込みがちになり、考え方がネガティブになってきませんか?
それと同じで、常に一緒にいる飼い主さんと同調して性格が似てしまうのは、仕方の無い事なのかもしれませんね。

■まとめ
・人間が無意識のうちに、自分や見慣れた人の顔に似ている犬を選んでいる
・多くの時間を飼い主と過ごすことにより、性格や仕草が飼い主に似る

ということが分かりました!

あなたの愛犬も、飼い主のあなたと似ているでしょうか?
長い時間を共に過ごしている家族ですから、犬が飼い主さんに似るのは必然的な事なのかもしれません。

理由はともあれ、愛犬が自分と似ていると言われたら嬉しいですよね!
きっと愛犬も、飼い主さんに似ていると言われるのは嬉しいはず!!

より一層似てきてしまうほど、たくさんの時間を一緒に過ごしましょう!!

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