萬春金福下午茶。北京故宮の中にある隠れ家カフェは皇后のお庭でアフタヌーンティーが楽しめる
日曜日のグルメ。先日、雪の日の故宮を紹介してリサーチをした時にたまたま見つけた茶房を調べたらとっても面白かったので情報シェアします。
故宮博物院の坤宁宮の敷地内にある「満春金福アフターヌーンティー」。敷地内なので利用するには故宮の入場料が必要で、営業時間も火曜から日曜の9時から16時と制限があります。
坤宁宮は明の時代の1420年に建てられ、皇后が日常生活を過ごしたところです。その後の清の時代では皇帝の新婚はここで二日間を過ごす習慣もある歴史ある場所。
↑具体的な場所はわかりにくい。東院という宮殿のわずかなスペースを使ってるから少し入り口が分かりづらいです
↑地図ですとこんな感じ。マニアしか気づけない隠れ家です
dianpingの評価システムでは、5点満点中の4.5点で味、環境、サービスそれぞれが4.3、4.5、4.5となります。1人あたりの平均消費額が57元(約1000円)でお汁系のデザートが20元台でお菓子が10元台、お茶やコーヒーも20〜40元台で北京の観光名所内の茶房としては非常にコスパが良いと思います。
↑古き宮殿で建物自体はどうにかする余裕があまりなく、室内はこんな感じです。
↑おすすめの写真スポットはこちら。入り口の屏風の後ろの席です
↑テラス席は完全に皇后のお庭でお茶を飲むという興味深い空間になると思います
dianpingユーザーからのおすすめランキングはこんな感じです。
一位は看板メニューの「金福ラテ」です。
清の時代の雰囲気満点のお茶碗で福の字が飾られてるラテ、コーヒーの味もそこそこ評価されてます。この一杯で38元。スタバと同じくらいです。
2位はライチと楊梅のデザート。3位は古きの中国の伝統お菓子でそれぞれ縁起のいいものの形をしていて味も異なります。
4位は緑豆入りの甘酒、5位は乾隆ミルクティー、乾隆帝もミルクティー飲むのかな。。
6位は寒い時おすすめの棗と白キクラゲと蓮の実のデザート、7位は宮廷茶菓子、8位は桂花入りのおしるこ、9位は3位のお菓子の中の黒胡麻餡のやつ、10位は桂花入りの梅ジュース。
さすが皇帝のお家だったので、どの季節も素敵だと思いますが個人的的には雪の日がおススメです。故宮をもっと詳しく見たい方はこちらもどうぞ