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中国プラットフォームがup主に3億円超えの損害賠償請求

今日は以前のnoteで紹介した、中国のとある出来事の続きになります。

無職転生という日本アニメとその視聴者たちへのマイナスコメントが大大大炎上して、BiliBili動画との専属契約が打ち切られ、アカウントも利用停止になった件について、つい先日仲裁判決が出ました。

12月9日、ビリビリのオフィシャルお知らせでは「アカウント主LexBurnerによるライブ中継での一連の言論はビリビリのイメージと業務上の信用を傷つけ、契約や関連法律の違反などでビリビリに膨大な経済的損失を招いた。法律仲裁が行なわれた結果、2000万円(約3.5億円)の賠償金の支払いとなった」と発表しました。

また、ビリビリ側が判決に納得し、近日に利用停止されたLexBurnerのアカウントを利用可能に。LexBurner氏が自分自身の財務状況に基づき、賠償金の分割支払いを約束し、ビリビリを経由して中国のアニメ関連の学校に200万元を寄付し、より質のいいアニメを作れる人材育成を支援すると発表しました。

一人の配信者に大してこんな額の賠償金ってすごくないでしょうか。。賠償金の利用目的は良いなとは思いましたが。

これにて一連の騒動が落ち着いたように見えます。ネット民からも、「LexBurnerがこれから数年間もビリビリのために働かなければならなくて、ビリビリめちゃくちゃいいビジネスしてるね」と突っ込みが多数入っています。

また、この2000万元の賠償金は、up主との専属契約の違反による損失だけではなく、無職転生のIP契約先である東宝への賠償金や、日中同時放送の一押しアニメの放送打ち切りによる損失なども含まれてるだろうと予測されています。

今までは、中国では、有名なup主が売れてから他のプラットフォームやMCN機構へ移籍するときに、巨額の賠償金が出たりはしましたが、ライブ中継主が中継の時に話した内容でこんな金額の賠償は記憶にありません。

新しいビジネスモデルでは今まで想像していなかったトラブルも次々と現れています。そういえばスーパースター李子柒の更新停止騒動もまだ結果が出ていないですね。

日本でもライブ動画プラットフォームで配信しているライバーで大金を稼いでる人が現れているとの話を見ました。いずれ影響力を持ったライブUP主がPlatformと裁判でこんな額の請求をするような時代になるのかもしれませんね。お気をつけください

(参考資料)


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