見出し画像

福元子。北京天安門近くのエリアB級グルメランキング1位の汤圆が美味しいお店

今日は天安門広場の近くの胡同にある手作りのお団子の店「福元子」(Fu Yuanzi)を紹介します。

汤圆という中国の南の方では日常的にも食べる餡入りの餅団子ですが、北の方では旧暦正月十五日の日以外にはほとんど食べないそうです。また、自分が作るよりも、スーパーとかで冷凍餃子と同じ置き場での冷凍のやつを買って家で煮るだけが一般的です。

今日紹介するお店も、お団子がメインですがどちらかいうとデザート感覚で提供しています。お団子以外にも杏仁豆腐や杏仁茶、コーヒーやフルーツティーなども販売しています。

画像1

場所は前門という天安門広場の南側の入り口の近くです。この辺りは古き北京の文化を味わえる場所としてここ数年綺麗に再開発されていますが、胡同の中の古い民家で営業しているので初めて行った人ではすぐにわからないかもしれません。

dianpingの評価システムでは、5点満点中の4.6点でB級グルメの店としても、デザート屋としても結構いい点数だと思います。味、環境、サービスそれぞれが4.6点、4.5点、4.6点で、エリアのB級グルメ味ランキングの1位にも選ばれてます。1人あたりの平均消費額が36元で約720円でそこそこだと思いますが、口コミを見る限り、お団子四つで30元台が高いという声も結構ありました。完全手作りで一日に300個くらいしか作れなくて、おまけに北京のど真ん中の観光名所で家賃もめちゃ高いと思いますので大丈夫か勝手に心配になります。

画像2

↑入口はこんな感じです。このドアの広さはほぼ店の広さになります。

画像3

↑建物は古いけど内装はけっこう今風です。

画像4
画像5

↑とにかく狭いお店で席はテーブル2つに操作台の両サイド4つのカウンター席のみ。

画像13

↑テーブル席の天井がガラス張りでたまにこんな風景も。

画像6

通年提供しているのは14種類の団子と、お団子のスープはアルコール入りも含める3種類を選べます。また北京の古のデザートの杏仁豆腐や杏仁茶、黒胡麻汁粉や、自家製のお酒とドリンクもあります。

画像7

↑味の種類がたくさんあるのでカウンターには最も売れてるものの甘さ、見た目が書かれています。

画像8

↑今だと、夏限定の練乳かき氷と桂花レモンかき氷のベースも販売しています。

スーパーで販売しているやつは大体が黒胡麻餡で最近フルーツ系も少し増えてる気がします。さすがに14種類は選択には迷いますね。dianpingユーザーのおすすめランキングはこちらです↓

画像9

↑1位は抹茶団子、2位は団子全般で北京団子ランキングの2位にも選ばれてます。3位は塩漬け卵黄団子で塩っぱい系も人気がありますね。4位は杏仁豆腐、5位はナッツ入りのチョコレート団子。

画像10

6位はチョコレート団子、7位は1位と被ったから今日も11位までみます。8位は春の季節限定の草餅、9位はいちご団子、10位はココナッツ団子、11位はレモン団子。

画像12

↑手作りなので店内に入って誰もいないときもよくあるそうです。「後ろで団子を作ってますのでベルで読んでください」との看板も置いてあります。

画像11

↑とにかく狭いお店で近くでの駐車も大変ですが、生のお団子をお得な値段で販売しています。店主のWechatで生の商品の購入や予約ができて非常に便利です。

クソ暑い今年の北京の夏もようやくちょっと涼しくなってきました。夏の終わりに夏限定を食べに行こうと思います。

いいなと思ったら応援しよう!

中国情報局@北京オフィス
よろしければサポートをお願いします。Twitterも良かったらどうぞ! https://twitter.com/bijingbball