黄仕秀吃火锅中心。宇宙の中心五道口にある味もレトロな雰囲気も最高な火鍋屋さん
2週間ぶりのグルメコーナー、今日は最近ハマってる火鍋の店を紹介します。
大手火鍋チェーン「海底捞」の株が爆落してる情報をニュースとかで見たんですが、よく考えば確かに最近全然行ってません。コロナ禍で値上げしてから随分高くなって、他の火鍋の店に比べだんだん優位性がなくなりました。
というわけで、今日は最近よく通うちょっと独特な火鍋の店「黄仕秀吃火锅中心」(Huángshìxiù chī huǒguō zhōngxīn)を紹介します。少人数、80年代の中国を味わいたい人に絶賛おすすめです。
最初に中国人友達に薦められた時に、何この店名?と一瞬戸惑いました。「黄仕秀」というのは、創立者かオーナーの名前かなとはなんとなくわかりますが、「吃火锅中心」というのは、直訳だと「火鍋を食べるセンター」になりますので...
まあ不思議な店名です。
そして入口も、とにかくわかりづらいです。
北京では2店舗展開していますが、今日はdianping評価の高い「五道口店」を紹介します。五道口店と言っても、五道口駅からけっこう距離があって、六道口駅からアクセスの方が良いかもしれません。
dianping評価システムでは、5店満点中の4.62点で、味、環境、サービス、食材それぞれが4.74、4.59、4.49、4.61となります。また、一人当たりの平均消費額が111元(約1850円)です。(ちなみに最近の「海底捞」は150元前後の感じです。)
まず、少人数に向いてる理由について。ここの特徴は小皿で、肉や内臓類はほとんど一皿15〜20元、野菜系は10元以下になります。なので人数が少ない場合、あるいは火鍋初心者の外国人に最適です。いろんなものを試して好きなものだけどんどん追加すればいいです。ちなみに個人最高追加記録はここの「鴨の血」で二人で4皿を追加しました笑。
また、ここの火鍋のベースは注文してから目の前で炒める方式です。四川本場はどのくらいの店がその場で炒めるかちょっとわかりませんが、北京ではちょっと新鮮な感じです。
dianpingユーザーのおすすめランキングはこんな感じです。
1位の小酥肉は豚肉の唐揚げ的なものでそのまま食べても火鍋に入れても美味しいです。2位はマーラー牛肉、3位はおばさん家の豚肉、4位はベースの火鍋、5位は大絶賛の鴨の血。
6位の「冰粉」は四川の水羊羹のようなもので辛さ解消に最適です。7位はエビ練り団子、8位の「冰汤圆」も辛さ解消できますが、こっちの方がお団子が入ってますので若干主食っぽいです。9位の「毛肚」はホルモンの一種で四川火鍋の定番。10位は火鍋ベースなのでスキップ。11位の「苕粉」はさつまいもで作った太い春雨でこれも赤鍋に入れれば美味しいです。
目の前で炒めてくれる赤鍋のベース、ここに来るまでに火鍋の中にこんなものが入ってるって知らな方です。ここの辛くないスープはきのことトマト2種類から選べます。そして最近気ついたのですが、いつもハーフハーフを注文しますが、上級者になりすぎたか、結局辛くない方に入れたい食材があまりなくて。今度から全部赤にしようと思ってます。
そしてそして、ここをおすすめするもう一つの理由、80年代を味わえること。入口からすごい内装だなと思いました。中国の友達からの情報だと、(室内だけど)いちいち80年代の中国の街の感じがします。
ホールは室内なのですが、当時の道端や家の敷地の感じになります。
個室はまるで田舎のおばさんの息子が結婚する時の家族宴会。
人気の店ですが、順番待ちのところにまさかの古いテレビとファミコン笑
レジも、売店風で駄菓子がいっぱい置いてます。会計後に人数分のufoキャッチャーのコインがもらえます。駄菓子はそのゲームの景品になります。もちろんそのまま買っても大丈夫です。
日本にもこういうレトロな雰囲気を作ってるお店ってありますか?書いてたら食べたくなってきました。今日も火鍋行こうと思います。
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