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徽州小镇。安徽料理定番の臭鳜鱼で有名だがイチ押しはスープ!

春節休み中、休んでるレストランや出前も多いです。昨日は春節期間もバリバリ営業している安徽料理の「徽州小镇」(Huīzhōu xiǎo zhèn)に食べに行きました。今日はこの安徽料理のお店を紹介します。

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全国チェーン店経営で、北京にも5、6店舗があります。今日はdianping評価のもっとも高い「鼓楼大街店」を紹介します。

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↑dianping評価システムでは、5点満点中の4.88点で、味、環境、サービスそれぞれが4.86、4.92、4.84とかなりの高得点です。一人当たりの平均消費額は152元で約2400円です。僕の経験では、癖の強い看板料理「臭鳜鱼」を注文しなければ、一人当たりは100元くらいだと思います。

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↑建物の外からも非常に安徽省の特徴があります。

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↑春節なので、入り口に金柑の木と福の字が飾られてます。

春節期間はそんなに並びませんが、普段はけっこう並ぶ人気のお店です。

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↑順番待ちのところには、安徽当地の季節の農産物などを販売しています。

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↑ホールには中国の伝統楽器の「古筝」が置いてあります。たまに演奏している人がいます。

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↑ホールはこんな感じです。2人用、4人用のテーブル以外に、丸い大きいテービルもあります。

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↑室内には山水があって、ホールや個室からはちょっと覗ける感じが中国の南の庭園の特徴だそうです。

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↑少人数の個室です。

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↑こっちは大人数の個室です。今年の春節、北京のコロナ対策の一つで10人以上の会食が禁止されてます。利用も減るのかな。

それではネットユーザーのおすすめランキングを見てみましょう。

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↑1位と2位は安徽料理の代表である「臭鳜鱼」です。すごい独特な匂いがします。

僕はまだ挑戦したことないですが、3人以上で来る人たちは、これを注文する比率がとにかく高いです。ちなみに、注文しなくてもホール全体に「臭鳜鱼」の匂いがしてます。まだ食べたことがありませんが、よく来るうちに臭いはなんとなく慣れました。

3位もまた当地の代表的な食べ物で個人的に抵抗があってまだ未経験です。「毛豆腐」という発酵させ表面に白い毛が生えた豆腐です。

どちらも中国の美食ドキュメンタリー番組「舌の上の中国」に出てます。興味があれば是非チェックして見てください。

(この動画シリーズめちゃおススメです、ちなみにマニアの友達に教えてもらったが、「毛豆腐」は1シリーズの第3話の27分あたりで、「臭鳜鱼」は1シリーズの第4話の25分あたりとのこと笑)

4位は、僕がこの店に通い続ける理由です。タケと中国のハムで作ったスープで、とにかく美味しいです。余計な調味もなく、タケの甘みがたっぷりで毎回最後の一滴まで飲み干します。

5位は安徽の代表的な主食の焼きパンです。塩胡椒で味付けされていてスープによく合います。

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↑6位は、黄山に旅行に行った時に印象に残った一品です。鶏に安徽特産のきくらげではなく、石くらげが入ってます。これもすごくおすすめですが、少人数で来る時には4位のスープを頼んでしまうので、なかなか注文するチャンスが少ないです。

7位の「一品锅」は乾隆皇帝が安徽に行った時に農家で食べたお気に入りの料理だという説もあり、中国の文豪である「胡适」が北京大の学長を担当していた時によく家の宴会でこの料理を出すから「胡适一品锅」という名前が定着したとのこと。とにかくたくさんの食材が揃ってて普通に美味しいです。

8位も安徽の代表的にな主食の一つで、コメで作ったパンです。9位はスッポンの煮物で、10位は主食のおこげです。

そしてランクインされてないが、昨日食べた美味しい2品も紹介します。

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左は牛肉と大根の煮物です。牛肉はちょっと噛みにくかったですが大根がすごく美味しかった。右のエンドウの若芽と黒豆の干し豆腐との和え物も香ばしくて癖になります。

けっこう前に黄山に旅行に行った時に初めて安徽料理を食べて、それからちょこちょこ食べに行くようになりました。臭い発酵系はまだ未挑戦ですが、いつか食べてみたいと思います。みなさんもぜひ!


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中国情報局@北京オフィス
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