炒豆合作社。胡同の民家でやってる小汚い串屋さんはいかがですか
日曜日のグルメコーナー。今日は胡同の奥にあってローカル市民しか通わない薄汚い焼き串屋の「炒豆合作社」(Chǎo dòu hézuòshè)を紹介します。
店名を直訳すれば「炒めた豆を販売する共同経営組合」と謎めく名前になりますが、実際には普通の串屋さんです。
↑店の前では席待ちの椅子が多数用意されています。そして謎の豆星人が店の前に飾られてます。ちなみに、もう少し暖かくなったらこの辺は全部テラス席になるはずです。
設立が2006年。当時からネットでは話題のお店でdianpingの2021年「絶対食べてほしい」ランキングにも選ばれてます。dianpingの評価システムでは5点満点中の4.7点で味、環境、サービス、食材それぞれが4.5点、4.0点、4.4点、4.8点となります。一人当たりの平均消費額は102元(約1800円)で薄汚い系のお店にしてはやや高めです。
↑古い胡同の民家でやってるお店で、内装がほぼないとも言えます。雰囲気的にはローカル大衆酒場って感じです。
↑壁には大きな黒板があって勝手に落書きしても大丈夫です。
恒例のdianpingユーザーのおすすめランキングは以下の通り。
1位は甘辛の手羽焼き、北京の手羽焼きランキング4位にも選ばれてます。2位のブラックペーパーマッシュポテトは北京のマッシュポテトランキング7位。3位の冷やしフルーツはグリーンのマンゴーが使われていて、お肉をいっぱい食べた後の口直しに最適です。4位は看板メニューの羊肉串、5位やマシュマロ焼きです。
6位は牛肉の串焼き、7位は中式パンの饅頭のスライス焼き、8位はホタテのチーズ焼き、9位はトマトソースの手羽焼き、10位は特製ピザ。
↑メニューは手作り感溢れいい感じです
↑写真のリアルさはちょっとツボかも
↑こういったお店にはビールが不可欠です。小さい店のわりに結構な種類のビールを取り扱っています
↑コップもこういった系のお店でよくあるプラスチックのやつですが、オリジナルのもので縁起のいい言葉がいっぱい書かれています。
羊の串焼きはボクの大好物。夏にビールを飲みながら外でみんなで羊肉串を食べるのはもはや中国の国民的スタイルと言えるでしょう。日本でも本場スタイルな中華料理店ではけっこうありますのでぜひみなさんもハマってください!