カフェは直感につながる泉
自由な時間ができると、何よりもまず、カフェに行きたいと
私の心がソワソワする。
エネルギーの源であるカフェ。
ひとまず気分に合わせてカフェへ向かう。
落ち着いた内装のひとりひとりの世界を大切にしてくれるような空間
優しくてほっとするような本が並ぶ静かな空間
洗練されている雰囲気でそれでいて居心地の良い空間
そこで、紅茶とスコーン、ホットミルクとガトーショコラ、ロイヤルミルクティとパンケーキ、その日の気分に合わせて注文をして
それらを待つ間、私はスマホと手帳とノートをカバンから取り出す。
その瞬間から、アイデアの源泉に直線でつながったかのように、すーっと楽しい考えが溢れてきてメモを書き留めていく。
読みたい本や見たい映画、欲しい物、行きたい美術館、やりたいこと
それらを書き留めている時間が至福。
カフェにはそういう直感や夢や本当の気持ちを溢れさせる力がある。あるいは、そういう力があるカフェが存在する。そのパワーを秘めた場所を求めることが、カフェ巡りをする原動力になっている。
センスの良い内装であったり、空気の澄んでいる感覚だったり、日射しが美しかったり、静かで和らぐ音楽を身体に染み込ませたり、コーヒーの香りがしたり、近くの人の話し声が聞こえない場所に座れたり、甘い物を少しずつほおばって、少しずつ飲み物を飲んで、ゆっくり過ごせる感じ。
そういういろいろな条件がピタっとハマる場所に出会えたら最高。ちょっと条件違いでもまぁよし。手帳やノートにメモをして、本を読んで、考え事をする。アイデアが頭を駆け抜けて、整理されて、そこで初めてカフェ時間の満足感を得られる。
なので、私にとってカフェとは、甘いものを食べて、お茶を飲んで写真を撮ってインスタにあげるというだけの場所ではない。
条件抜群のカフェに出会えたときに私の脳波を測ったら、きっと瞑想しているときの状態と同じようになっていると思う。
カフェ巡りをする人の多くは、そのことを無意識か意識的に気づいていて、だからみんなきっとカフェを求めている。
甘い物を得てドーパミンが出るから?セイレーンが呼んでるから?
それもあるかもしれない。
私は、私の直感の泉を求めてカフェを巡る。
来週も、再来週も。