空や海や風や大地を、両親だと思うこと
大学生の頃に、あるカウンセラーさんが私に伝えてくれた言葉を
この前ふと思い出した。
「肉親としてのお母さん、お父さんは、もちろん存在しているけれど、あなたは、あなたの本当のお母さん、お父さんは、空や海や風、大地、自然の全てだと感じているような気がする」と。
その言葉を聞いたとき、心が広がっていくのを感じた。
大きな自然が私を包んでくれていることを感じて、
そういう感覚が支えになりそうだなと思った。
まるで自然信仰のようだなと思ったけれど、その日本人の文化がどこか心の根の深い部分に刻まれているのか、すんなりとその感覚に身を委ねられた。
また、その感覚を取り戻して暮らしていたいと思う。
父と母が表現してきてくれたできるかぎりの愛情に、感謝している。
それと同時に
自然を感じて、安心して、信じて、身を委ねて
自由に踊り、舞うイメージ。
この感覚があるだけで、心が守られているよう。
誰にもわかってもらえない感情の渦に震えてしまっても
息づいている彼らが、寄り添ってくれている。
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