リコッタ、レモンとアンチョビのパスタ
要約
クリームパスタだけど重くない、【リコッタ、レモンとアンチョビのパスタ】を作りました。リコッタのコクとレモンの爽やかさ、アンチョビの塩味が口ので一体となり、サラッと食べれます。スーパーで売っている食材を使って簡単に作ることができますよ。
本文
クリームパスタは生クリームを使っているこってり系パスタです。なので、くどくてだんだん食べるのがしんどいと思った人も多いかもしれませんね。最後まで、美味しく食べれるクリームパスタを作るにはどうしたらいいのでしょうか?生クリーム(100gあたり433kcal)ほどもったりせず、低カロリーだけどミルクのコクが楽しめるチーズにリコッタ(100gで162kcal)があります。油っこさを消す一般的な方法に酸や柑橘の香りを使う方法が知られています。例えば、とんかつだとレモンが、小籠包だとタレの黒酢が油っこさを和らげる目的で使われていますね。となると、リコッタとレモンの皮を使うことで、あっさりと食べられるクリームパスタが作れそうです。
今回作ったパスタは、南イタリアの伝統的なパスタである【リコッタ、レモンとアンチョビのパスタ】です。一口食べると、リコッタのコクが感じられた後、レモンの爽やかな香りとアンチョビの塩味と旨味が味わえます。レモンのおかげで、クリームパスタのクドサが緩和され、最後まで食べ疲れしません。12月から3月が旬のみずみずしいレモン、作りたてのリコッタ、新鮮なイタリアンパセリとアンチョビを使うため、冬のおしゃれパスタを楽しめますよ。いつも暮らす我が家から本場イタリアのおしゃれなレストランへの早変わり、そんなパスタを作りましょう。
作り方
材料
材料は次の6つです。
どれもスーパーで買えたり手作りで簡単に作れますよ。
分量は、1人分となっています。
パスタ 100 g
イタリアンパセリ 12 g
レモンの皮 1個分
にんにく 1かけ
アンチョビ 2切れ
リコッタ 大さじ4
オリーブオイル 適量
塩 少々
なお、自家製リコッタの科学(リッチバージョン)を参考にして、リコッタを作りました。
調理の手順
次の7ステップで作れます。難しい包丁技術や調理法、調理器具は使いません。フライパン、ザル、木べらとトングがあれば約30分でできます。
パスタをアルデンテに茹でた後、ザルにあげます。
イタリアンパセリとむきとったレモンの皮をみじん切りにします。
フライパンにオリーブオイルを注ぎ、弱火で加熱します。
熱したフライパンに潰したにんにくを入れ、狐色になるまで炒めた後、にんにくを取り出します。
フライパンにアンチョビを入れて潰した後、イタリアンパセリの4/5くらいを入れ炒めます。
火を止め、5に1のパスタ、リコッタとレモンの皮の4/5くらいを入れ、よく手早く混ぜます。
お皿にパスタをこんもり盛り付けた後、余ったイタリアンパセリとレモンの皮を添えたら完成です。
なお、今回はこちらの動画を参考に作りました。手順を頭に入れた後、みると調理の流れが分かりスムーズに作れると思うので、一度見ることをオススメします。
調理の注意点
4でアンチョビを入れると油が跳ねるので、やけどに注意してください。
レモンの皮の香りは飛びやすいので、6で手早く混ぜるといいですよ。
まとめ
寒くなり、出かけるのも億劫になってくると思います。手作りの料理の良さは、親しい人と一緒に作って食べることで、会話が生まれ日常の小さな幸せを感じることができる所にあるのです。話すことでお互いの理解が深まったり、普段あまり言えない感謝を伝えることができたりと。身近な食材を使い簡単にできる【リコッタ、レモンとアンチョビのパスタ】をぜひ一度、作って見てくださいね。