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初仕込みはやっぱこいつだよね。シンプルペールエール。
こんにちは、やまゆうです。
今回仕込んだのはペールエール!
ホップの香りがあって飲みやすいエール系ビールです。ちなみに、エール系というのは上面発酵のビールのことを指します。プレミアムモルツなどもその種類ですね。
今回は初めてのオールグレインでの投稿なので、ちょこちょこ説明をいれながら書いていきたいと思います。
1%以上のアルコールの製造は法律違反にあたるので、1%未満になるよう調整して作っています。
それではいってみましょう!
レシピ
Beer Name:初仕込みペールエール
モルト
ペールモルト:77%
カラメルモルト:11.5%
カラピルス:11.5%
ホップ
マグナム:7.2g(ボイル)
カスケード:3.0g(ボイル終了15分前)
ケントゴールディングス:0.5g(同タイミング)
モザイク:2.0g(同タイミング)
カスケード:1.4g(終了1分前)
イースト:エールイースト-SAFALE S-04
カラピルスは少量加えるとボディと泡持ちがいいという話だったので採用しました。
レシピは「自分でビールを造る本」を参考に組んでいます。
マッシング
66度で40分、70度で20分。
この時間配分で行うとボディが強めのビールになります。
お菓子作りなどに使う小型のデジタル温度計で測ったため、なかなか根気のいる作業でした。
寸動鍋に温度計を付けなくても大丈夫だろうと軽く考えていましたが、一回一回温度計をいれて温度を確かめるのはかなり効率が悪いです。
正直おすすめできないので、効率と結果を高めるためにも寸動鍋には温度計を取り付けれるようにした方がいいです。
これ絶対。
ボイリング
80分で行いました。
添加したホップはレシピの通りです。
60分で行うはずだったのになぜこんなに伸びてしまったかというと不手際で色々な問題の対応に追われていたためです。
万全だと思っても案外落とし穴はあるものです。
一次発酵
約19度の部屋の中で発酵させました。
イーストは事前にスターターを作っていたため、仕込んだ次の日には白い泡がもこもこしていました。
イーストが盛んに働いている証拠です。
ドライホッピングなどはこタイミングでやります。しかし、今回はドシンプルなペールエールが作ってみたかったのでやりませんでした。
僕は100均でプラスチックの箱を買ってくることさえケチるので、麦芽を頼んだ際に出た段ボールを再利用して箱としています。
案外これいいですよ。
保温効果もそれなりにあるので冬季はおすすめです。
瓶詰め
本当は炭酸ガスを使って強制カーボネーションを施したいところですが、その設備がまだないので我が家はスティックシュガーを使っています。
なので、炭酸を生み出すのも酵母任せです。
出来上がったものはガッシャンと王冠を付けて完成。ここから熟成に入ります。
熟成と言っても長く置けばいいというわけではありません。
長く置くとホップの香りが変質化してしまい、あの芳醇いい香りが失われてしまうので、だいたい10日~14日を目途にしています。
ちなみに保存温度は約5度。エアコンをつけていても床周辺はこの温度です。
僕の住むアパートはかなり底冷えするのです。
今回のまとめ
出来上がったビールの写真を撮り忘れました。
飲んだ感想としては60点。
グレープフルーツのような香りが駆け抜けるビールでした。思ったよりも飲みやすいビールで、スルスル飲めてしまいました。友達からの反響もよく、かなり自信がつきました。
ただ、残念だったのは舌に苦みがかなり残ってしまったことです。これは確実にボイリングでミスったのが原因。
初めてのオールグレインならまあまあという気がします。かなりおっかなびっくりだったので、いい方だったかもしれません。
普通に飲めるエールに仕上がってよかった。
それではまた。