もう入院したくない 1/2
先日、約1週間の手術入院を終えて無事退院しました。ありがとうございます。
いえいえ、退院祝いなんてめっそうもない。Reebokのコーチジャケットで結構です。
嘘です。
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私は小さい頃から風邪もあまり引かない、ましてや大きい病気などしたこともない健康児でした。
小学生の時に高熱と耐えられないほどの腹痛で深夜に病院に連れてかれ、その日の夜だけ病院で過ごしましたが、大層なことはその1回だけでした。
高校生になる頃にはもう風邪すら引きませんでした。本当であれば喜ばしいことでしたが、私にとっては逆でした。
風邪を引くために雨の中傘を差さないで歩いたり、お風呂上がりのまま雪を浴びたこともあります。とにかく病気になるために色々なことを試みました。
入院はある意味憧れでした。
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両側の卵巣に腫瘍が見つかったのは去年の12月中旬。バイトを辞めるための口述作りで内科を受診したのがきっかけでした。
→教会に行こうとした話
それからあれよあれよという間に入院や手術の日程が決まっていったのですが、
あの日病院に行かなければ見つからなかったと思うと、シェイクスピアの
**『 Life is a series of choices. 』
(人生は選択の連続である。) **
という言葉も、あながち間違いではないと思うのです。
病院に行く"選択"をしたから、早期に病気が見つかり手術する人生になりました。
一方、先程風邪を引くための努力の話をしました。
長年の努力が実ってようやく病気になれたわけです。
病気になる行動を"選択"した結果、入院そして手術という人生を手に入れました。
風邪を引くためにしてきた行動が今回の病気に関係しているかはさておき、
異なる時代になされた2つの"選択"が、今の私の人生を構成しているのです。
これめっちゃおもしろくないですか?
いや〜、人生っておもしろいですよね。
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ちょっと逸れてしまったので話を戻しますが、
選択によって手に入れた憧れの入院生活は理想と全く違うものでした。
当たり前ですが、病院はどこか悪いところがあるから行く場所です。
私がそれを特に思い知ったのは手術の日でした。
つづく