見出し画像

空海(弘法大師)と西野亮廣さん

麦酒伝道師を目指しています重富です。
今日は「できてから」をちょとお休みして、西野亮廣さんとの出会い(本)から行動した重富の思い、行動について書いてみたいと思います。(結局は映画につながるのですが)

空海は高野山をクラウドファンディングで開いた

表紙のインパクトで購入したことは否めません。その冒頭に空海の言葉が書かれていました。

画像1

『伏して乞う、有縁の道俗おのおの涓塵を添えてこの願いを相済え』

涓塵(けんじん)とは涙ほどの塵ほどの小さな喜捨(きしゃ)または民衆1人ひとりの本心からの寄進のこと。

「縁のある全ての方々よ、ほんの少しずつの浄財をお供えください。それらを結集して、高野山を開くというこの事業を実現したいのです」

西野さんは、空海のクラウドファンディングだと。

画像2

当時重富は、クラウドファンディングで「スイングカラン※の復刻」のプロジェクトを進めていました。縁あって、クラファンの運営会社さん、ある大学と三者で進めていました。重富のスピードよりも、周りの進行がとても速くなにかしっくりこない部分がありました。西野さんのこの本を読んでその違和感の正体がわかりました。それは「スイングカランの復刻」こそが目的だったからです。「製造販売」をクラウドファンディングをつかって自分自身の目的(利益・自己満足)の為に使おうと思っていたからです。

※スイングカラン 昭和初期から使用されている日本製のビールの蛇口

画像3

ビール注ぎのTOKYO2020

空海はこう書き記しています

『性薫(しょうくん)我を勧めて還源(げんげん)を思いとす。経路(けいろ)未だ知らず 岐(ちまた)に臨んで幾たびか泣く。』

人生の岐路に佇んで何度も涙した そのたびに「原点」に還る

重富がその当時制作していた映画「日本の麦酒歴史」は、日本の麦酒の「原点」を再確認すること。その原点(思い)を次の時代に、その次の時代にも繋げていく事。

映画の完成後は、この映画をDVD販売をクラウドファンディング使い、ビールを愛する一人ひとりから資金を預かり「スイングカランサミット※」を開催したいと考えていました。

※スイングカランサミット ビールの注ぎ手のレジェンド達に集まっていただき、日本のビール注ぎのレベルアップを考え広め、東京オリンピック開催時、日本中の方に、また海外から訪れる皆さんに「日本のおいしいビール」を楽しんでいただくこと。それが「ビール注ぎのTOKYO2020」

画像4

2020年新型コロナが猛威を振るい、TOKYO2020計画は白紙撤回。自粛で営業ができない飲食店に向けて、コロナ終息後に「うまい生ビールで日本中で乾杯する」ための準備としてビールチャンネル制作を考え速、行動に移します。

来るべき日の乾杯のために

全国から多くの方にご支援をいただき、クラウドファンディングは終了。ビールサーバー取扱い説明動画「ビールチャンネル」が完成しました。

ビールチャンネル(全12回)
裏ビールチャンネル(継続中) 2020年2月7日現在

どぶ板営業

空海は涓塵を集めるために1人1にに手紙を書きました

西野さんはこう書かれています。
1通1通の手紙は、今の時代のsnsの正しい向き合い方
1万人に網をかけるよりも
1対1を1万回繰り返す方が効率的

重富が一番不得意なのが訪問営業。いわゆる飛び込み訪問です。これはDM(ダイレクトメール)も不得意です。SNSなどに「募集」「依頼」を張り付けるのは平気なのですが、個人宛に「お願いします」を書けない、送れないのです。その時丁度西野さんの声が聞こえてきました(重富がスポンサー回)

そこで、コロナ禍で考え付いたのが

これが私のどぶ板営業です。コロナ禍で
ビールが注げない時間を、ビールを伝える時間に!

日本の麦酒歴史の無料公開

スイングカランサミットの開催費用の捻出のために、映画のDVDの販売を考えていましたが、それは延期になり、またサミットの成果物として作る予定だった「ビールサーバー取扱い説明動画」は作成しました。映画をどうするのか?1人でも多くの方に見てもらいたい、監督の作品を1人でも多くの方に(親バカ)監督は娘です。

風に乗る

開拓使麦酒仕立ての発売に合わせて公開を決めます。

西野さんの本に出合い、西野さんのオンラインサロンメンバーになり、多くのサロンメンバーさんにも出会いました。もうすこし「この風」に乗って流れてみようと思います。

そして、日本の麦酒歴史が できるまで できてから を書いています

【過去投稿】日本の麦酒歴史ができるまで                開拓使麦酒仕立て 番外編 できてから   

西野さんとの出会いとなったディスカバリージャパンに、いつか掲載されたいなと思っている自分が居ました。表紙は無理でしたが…

おもしろい = Future

最後に、この本の中で西野さんは「おもしろい」を「Future」(未来)と訳されています。重富がビールスタンド重富で注いでいるビールの銘柄は「アサヒ樽詰生ビール」です。業界ではⒻ(マルエフ)と呼んでいます。何故Ⓕかと言いますと…このビールの開発当時の仮名が「Futuer」その頭文字をとってⒻマルエフです。

重富はFutureを注いでいます

#西野亮廣エンタメ研究所