Hiro Maniax ─セガ サウンド ヒストリア─02 プログラマー時代 : 創造の幕開け
セガサウンドのレジェンド・Hiro師匠の回顧録コラム2回目です!
FM音源や体感ゲームなどで数々の名曲を生み出したHiro師匠は、今年でセガ入社40年を迎えました。Hiro師匠による当時の回顧録シリーズとして「Hiro Maniax-セガサウンドヒストリア-」の連載が開始したのは前回お届けした通り。
本記事を読んで感想や当時の思い出を書いてくれた人に抽選で、Hiro師匠の直筆サイン入りCD『Hiro 30th Anniversary Album / Thank you for listening!』『Hiro Remix Works』のプレゼントもあるので、ぜひ最後までご覧ください!
CDプレゼントは
#Beep21
#Hiro師匠
と入れて「本記事の感想」や「Hiro師匠の曲の思い出」などをX(旧Twitter)でポスト(※旧ツイート)くれた方から抽選で4名の方にプレゼントします! みなさん、ぜひポストしてきてくださいね!
▼Hiro師匠のインタビュー記事もあわせてご覧ください!
※本記事はこちらから見ることができます(※下の「2024年間購読版」はかなりお得でオススメです)
◆「2024年間購読版」にはサブスク版にはない特典の付録も用意していますのでぜひどうぞ!
1. 配属先と新入社員研修
原 セガ入社時はサウンドには配属されずプログラマーだったそうですが、当時セガにサウンド専任の仕事というのはあったのでしょうか?
Hiro サウンド専任の先輩が3人ぐらいいたと思います。サウンド部署はハード部門の中の一部でした。なぜなら、昔は抵抗を使って音を作っていたので、その流れでハード部門の中にあったんだと思います。
原 Hiro師匠が「ゲームに音楽を付ける仕事をしたい」と伝えたのにサウンドには配属されず、同期のファンキーK.H.さん(林克洋)がサウンドに配属されましたよね。過去の雑誌やCDのライナーノーツなどを調べてみたのですが、ファンキーK.H.さんも最初はプログラマーとして入社し、配属先を決めるときに、課長が履歴書の特技欄に書いてあった「バンド演奏」という言葉を見て、サウンドに配属されたようなんです。
Hiro そうなんですか。私も履歴書にバンドやってるって書いたはずなのに(笑)。
ここから先は
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?