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Hiro Maniax ─セガ サウンド ヒストリア─03 ハングオン:伝説の序章


セガサウンドのレジェンド・Hiro師匠の回顧録コラム3回目です!

FM音源や体感ゲームなどで数々の名曲を生み出したHiro師匠は、今年でセガ入社40年を迎えました。Hiro師匠による当時の回顧録シリーズ「Hiro Maniax-セガサウンドヒストリア-」が『Beep21』で連載中です。

▼過去の連載はこちらから

本記事を読んで感想や当時の思い出を書いてくれた人に抽選でHiro師匠の直筆サイン入りCD『Hiro 30th Anniversary Album / Thank you for listening!』『Hiro Remix Works』のプレゼントもありますので、ぜひ最後までご覧ください!

Hiro師匠直筆サイン入りCDのプレゼントは「Hiro Maniax -セガサウンドヒストリア-」の連載期間のポストを対象にしますので、みなさんからの感想や思い出をお待ちしております! ※CD提供:株式会社ウェーブマスター

CDプレゼントは
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#Hiro師匠

と入れて「本記事の感想」や「Hiro師匠の曲の思い出」などをX(旧Twitter)でポスト(※旧ツイート)くれた方から抽選で4名の方にプレゼントします! みなさんもぜひポストしてきてくださいね!

▼Hiro師匠のインタビュー記事もあわせてご覧ください!

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※本記事はこちらからもお楽しみいただけます(※上記の「2025年間購読版」は購入後もずっと記事を保存できますのでおすすめです)。

1. ハングオン(1985年7月発売)

 これまでプログラマー時代のお話を伺ってきました(連載第2回参照)が、ここからはサウンドについてお聞きしたいと思います。サウンドに関わり始めたのはアーケードの「ハングオン」からでよろしいでしょうか?

Hiro そうです。「ハングオン」は1985年7月に発売されたので、制作自体はもっと前になると思います。

 「ハングオン」 (1985年)   © SEGA

 Hiro師匠のX(旧Twitter)を拝見すると、鈴木裕さんに「ちょっとさー、バンドっぽい曲作ってよ」と言われたことがきっかけのようですが、なぜサウンド担当ではないプログラマーのHiro師匠にオファーが来たのでしょうか?

Hiro それがですね、なぜ裕さんが私にオファーしてきたのか分からないんです。少し前に裕さんがゲストでセガに来た時にも、その話をしました。「なんでオファーしてくれたんですか?」って聞いたら、「覚えてない」って言われて(笑)。

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