『Beep21』内藤寬のDeepな◯◯ - 第4回 -ランナバウト開発開始秘話
【おしらせ】ただいまデザインのリニューアル中です。
みなさんこんにちは!
へっぽこプログラマーの内藤寬です。
先日久しぶりに鈴鹿サーキットをスポーツ走行してきました。
鈴鹿はもう30年以上通っているサーキットです。昔は東京から行くには高速道路が繋がっていなくて、名古屋で一般道を走らなければなりませんでしたが、今は新東名まで出来て非常にスムーズに行けるようになり、とても楽です。しかし年々サーキットを本気で走れる周回数は減っているように思います。いや減ってます。今回なんか数周で腕が痛くなってしまい、車は絶好調でも身体は絶不調!。身体もデバッグしなければなりませんね。
というわけでコラム第4回スタートです!
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30年経っても楽しんでもらえている「シャイダク」
メガドライブミニ2が発売されてしばらく経ちましたが、ご存じのように過去僕が手掛けた「シャイニング&ザ・ダクネス(通称シャイダク)」が収録されています。
▼「シャイダク」についての内藤寬さんのコラムはこちらから!
「シャイダク」は僕が独立して初めて製作したソフトであり、もちろん初めてメガドライブで開発したゲームです。SNS等での皆さんの反応を見ていると、意外と今でも楽しく遊んでくれているようで、いいゲームはいつ遊んでも面白い(自画自賛)!のだとつくづく思いました。
なにせ今から30年以上前のゲームですから、作った僕でさえストーリーを全く覚えていないのです!これなら1ユーザーとして初見の様にプレイできると思うので、機会があればやってみたいと思っています。内藤かんチャン(YouTube)で実況しても面白いかもしれませんね。「製作者なのに全然ダメじゃん!」とか「本当に作ったのか?」っていうようなツッコミであふれそうですが……。
今回は「車つながり」で「ランナバウト」の話です
さて、今回のコラムですが、そんな訳でシャイダクではなく(違うんかい!)、冒頭の車つながりという事で(強引)、「ランナバウト」について語ろうかと思います。
「ランナバウト」は車ゲーですが、所謂レースゲームではなく、今風に言えばオープンワールドを自由に走り回る車ゲーです。初代「ランナバウト」が発売されたのは1997年ですが、当時はまだオープンワールドといった言葉も無く、決められたコース以外を自由に走り回るような車ゲーは日本ではありませんでした。
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