時間は流れて、饒舌さは増すばかり
2022.11.21(月曜日) Knocking on midnight's door
リビングで寝る。
いや、寝てない。
日本時間の昨夜遅くから始まったW杯を見ていた。
開会式はお金持ちの国だからもっと派手かと思ったが、けっこう地味。
その後のカタールvsエクアドルは、あらららっ…。
カタールが負けたことよりエクアドルが100%アウェイの中でで頑張ったことを褒めよう。
私が夜中に起きていることが珍しいのか、うちの猫が「へっ?ウソ!」という顔でテンションを上げて私以上にテレビの前を走りまくっていた。階下から苦情が来ないかヒヤヒヤしながら「こら、静かにしなさい」と嗜める。けきょく猫は3時半くらいまではしゃいで、そのあと力尽きたのか私がいない私のベッドに潜り込んで寝た。
6時ごろ空気を入れ替えるのにベランダのサッシを開けると、雨上がりの水滴が手すりにいくつも付いていて、そこに昇り始めた太陽の光が当たってキラキラしてて綺麗だなぁと思った。人間の祖先は水の中で生活していたそうなので、水を見ると気持ちが落ち着くという人が多いらしい。私もそう。雨水の一滴でも気持ちがすぅ〜っとなる。
今住んでるマンションを買ったのもベランダから堂島川が見えるということが決定打になっていて、その水の流れに何度も心を癒やされてきた。
樹木や草花で癒される人もいるが、そういう人の先祖はきっと山の中で生活していたのかなぁと思ったりもする。
朝ごはんの支度をする。
徹夜明けだが、けっこう元気。
夫の洋食、私の和食を適当に手抜きしながら作る。
*
午前中から出かける用がある。
遅刻しそうになり、慌てて着替えて荷物を持って玄関を開けて目に入ってきたのが、『エレベーター点検中』の貼り紙。15階…階段を2段飛びして行っても間に合わない。間に合わないどころか私の足が壊れてしまう。
約束の相手に「すみません。遅れます」と電話した。
こういう時、私は諦めが早い。急いで行っても何かしらの違うトラブルが待ち受けていて、結局急いでも間に合わないようにできている。
諦めて素直に謝ったほうがいい(あくまでも個人的見解)
ゆっくりと階段を下り、15分遅れで到着した。怒られるのを覚悟していたけど「大丈夫ですか?もう少しゆっくりでも良かったのに…」と、笑顔で応える相手の方。いい人で良かった。
仕事のことをいろいろ打ち合わせする。
遅刻したのは失敗だけど、結果的に楽しい時間だったので気分がいい。
気分がいいついでにワインショップに寄ってワインをしこたま注文した。
中でも店長おすすめの高コスパのワインが入荷したらしくて、それだけはすぐに飲みたくてぶら下げて帰ってきた。
嬉しい。
楽しみ。
*
先日の当選した電気圧力鍋の行き先が決まった。
夫の部下の女性から今度結婚するので欲しいという申し出があったので彼女に譲ることにした。いい感じの需要があって良かった。
……と、書いたところでちょっと疑問。
いい感じの需要って、なんかとても偉そうな言葉だな。
反省。
でも他に言葉が見つからず、申し訳ない。
外を見るとまた雨が降りそう。
雨は大事。時に大事。