人生って、複雑で曖昧な問いの連続
2023.5.19(金曜日) obscure
昨夜遅くに降り始めた雨が今朝も飽きることなく降っている。
今日一日降り続くという予報が出ている。
今朝も昨日の件で少し気持ちが沈んでいる。
気温は低いが、湿度が高くて蒸し暑い。かといってエアコンを入れるほどではないと思い、夫にお願いして出勤前に2台の扇風機を出してもらう。
今年はえらく早いお出ましとなる。
ダイソンの扇風機は、羽根がなく真ん中に穴があいている。そこを茅の輪くぐりのように通り抜けたりして猫が遊んでいる。こうやってうちの猫は毎年同じことをする。楽しいのだろうか…単純。でもかわいい。
ずっと雨。
それも激しい雨で買い物にも行けずに暇。
Amazon primeで映画を見る。
『その日、カレーライスができるまで』という映画。
タイトルで選んだ。私は、そのまんまのタイトルより何かを想像させるタイトルが好きなのだ。それは映画に限らず本やお芝居でも同じ。
リリーフランキーが主役で映画にはリリーフランキーしか出てこない。
一人芝居だ。
くたびれた何となく冴えない男の雨の日の一夜を描いた作品だった。
豪雨の中アパートに帰ってきた男(リリーフランキー)は、一晩かけてカレーを作る。そのカレーは妻の誕生日のために作っているのだが、その部屋に妻の姿はない。小さな子供の写真が飾ってあるだけだ。
いろいろ思い出して泣いたり笑ったり...カレーが出来上がるまでにその男は何を思う...?
大笑いする面白さとかびっくりするような展開とか、そういう演出はなかったが、こうやってひとりの人間の内面を短い時系列で表現した映画を作るってことはものすごく大変な作業(役者もスタッフも)だろうなと思った。
それと何というか、リリーフランキーさんはくたびれた男を演じてもなぜこんなに色気があるのだろう。不思議だ。
人生って、複雑で曖昧な問いの連続だなぁ、とこの映画を見て思った。
続けて違う映画を見ようと思ったけど、少し眠くなってので昼寝した。
昼寝の後は、プリンを食べたり羊羹を食べたり、暇だと食べ物に気がいく。
今夜は夫が会食があって遅くなるのでひとり晩ごはん。
お好み焼きを作るつもり。
(買い物行かずに作れるのがそれくらいしかなかった)
明日は大人計画のお芝居、楽しみ。