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夢は夢、夢を見れる人は幸せよ。

2021.10.5(火曜日) presence

空に積雲が広がっている。

最近、夢をたくさん見る。起きてから夢の内容を思い出そうとするのだが、フラッシュバックのような断片的な画像とそのニュアンスだけは覚えているが、内容そのものは忘れている。そのニュアンスというのがどうも良くない。何やら私は不穏な空気の中で暮らしているようなものばかりだからだ。友人と食事をしている。素敵な男性とデートしている。大勢で旅行に出かけている。夫に内緒で高価な物を買っている...そんな断片的な画像が今も頭に残っているが、どれもこれも「楽しい」ではなく「不穏」なのだ。

脳内の情報処理が追いついていないから夢という形で吐き出しているんだと夢については常々思っているが、私の脳内にある情報は不穏なものばかりなのか?と思うと憂鬱になる。確かに変なことばかり(嫌なことともいう)考えているのは確かだ。相手を許す心の余裕もなく、勝手にしやがれという開き直りもできていない状態なのだと思う。

以前、私がやった舞台の台詞の中に「夢は夢、夢を見れる人は幸せよ。人生何もなくなったら夢さえ近づいてきてはくれないからね」というのがあった。不穏な夢でも見れるだけまだ生きている証拠なのかもしれないし、まだ私の存在感が現存しているのだろうと思う。不穏な空気は...今はそういう時期なのだと諦めよう。

積雲が盛り上がっては消え、盛り上がっては消えを繰り返している。空も戦っているのだなと思う。「10月よ、10月のプライドはないのか!あるなら頑張って秋を連れてこい」と声を掛ける。

スーパーに行ったら野菜の値段が少し下がり始めていた。嬉しい。調子に乗って葉物野菜をたくさん買う。今夜は小松菜と厚揚げの炊いたん。あとはキノコの炊き込みご飯にしよう。きゅうりも欲しかったけど、きゅうりはまだまだ高い。買うのを我慢する。スーパーの帰りにまた新しいスイーツの店ができているのを見つけた。いろんなフルーツを入れた大福餅を売ってるお店。切り口が可愛くてインスタ映えするとネットで評判になっていた店だ。並んでいる。大福餅は好きだけど、私はごく普通なのが好きだ。たぶんここで買うことはないだろう。

「出町ふたば」の豆大福が食べたくなった。





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