
【コツ】ChatGPTのスレッド活用術
いまさら聞けないAI活用。ChatGPTのフリー版で十分役に立ちそうな細かいコツを解説します。
ChatGPTやGeminiは「スレッド」ごとに会話やタスクを管理する仕組みになっています。普通に会話をしていくとカラムにスレッドが並んで記録されていきます。

このnoteではスレッドによる会話の管理と活用方法について、分かりやすく簡潔にやり方を説明していきます。まだ利用したことがない人はぜひ一読して、実際に使ってみてくださいね。
スレッド管理について
複数のセクションやタスクを同時に進める場合には、会話の流れをスムーズに保つための工夫が必要です。AIとのやり取りにおけるスレッド管理の方法はそんなに難しくありません。
1. スレッドごとに会話管理
会話が始まるとそれは記録されてスレッドに保存されていきます。
『スレッドごとに会話を分ける』ことによって、各スレッド内で必要な文脈が保持され、過去の会話を引き継いだ状態でスムーズに進めることができます。
継続的な複数タスクがある場合、それぞれのスレッドに「分かりやすいタイトル」をつけることがコツです。
これにより、各タスクに必要な情報や文脈をすぐに参照でき、会話が乱れることなく効率的に進行することが可能です。


スレッド内でのやり取りは、そのセッション内で自動的に反映されます。つまり、1回の会話の中で出た内容が次の返答に自然に反映されるため、会話が途切れることなく進みます。
逆の言い方をするなら、ChatGPTやGeminiはスレッド以外の会話は自動的に反映しない仕組みになっています。スレッド内のやり取りについては、こうすることで毎回文脈として読み取られ、積み上げられていくようになります。
要するに、セッションが変わるとスレッド内の文脈がリセットされるということです。新しいスレッドが始まると、前回の会話内容は引き継がれません。
2.スレッド管理のメリット
この方法のメリットは多岐にわたります。
情報の整理がしやすい:各スレッドが独立しているため、進行中のタスクに必要な情報を瞬時に引き出しやすくなります。
一貫性が保たれる:スレッドごとに文脈が保たれるため、次の返答が前回の内容とずれず、常に一貫した流れで進められます。
過去の会話が振り返りやすい:後から特定のセクションを見返す際、スレッド内でまとめられた内容を一目で確認でき、振り返りが簡単になります。
特に「会話が振り返りやすい」のが重要だと感じています。どういう経緯でこうなったけ?という流れを振り返る、一種の議事録としてスレッドを活用することでタスクの精度が上がります。
パーソナライズする利用例
僕の場合、創作メモのスレッドを作ってそこにアイデアやミーティングの内容をまとめていくようにしています。

自分がどういう考えを述べたのか、どう考えていたのか、どう感じたのか、どう思ったのかを「まず聞いてもらう」だけ。
それだけでAIを軽くパーソナライズ(自分専用化)させることができる、という手法です。
会話を続けていくことで自分の正直な心持ちを吐き出せたりもするし、それを理解した上での返答を返してくれたりする。まさにAIアシスタントになってくれるわけです。
これは仕事用だけでなく、日々の雑談についても雑談スレッドを作ったり、日記用のスレッドを作ったりすれば、プライベートでの悩み相談役として有用だと思われます。
ChatGPTとの会話のコツ
会話チャットで利用していて、気をつけるといいコツを書き置いておきます。結構、結果が変わってきます。
敬語でやりとりする
ぶっきらぼうな言い方だと返答も人間味の薄い返答になります。原理は謎ですが、これはChatGPTが登場した頃からあちこちで報告されていたので間違いないコツだと思います。
それに相手の返答が雑な言い方だと、あんまり会話したいと思わなくなりますよね。こっちの喋り方が相手にも”うつる”と考えて、ちゃんとした喋り方でチャットするのがオススメです。
「その言い方は嫌だ」と伝える
フランクな喋り方だと相手のノリも軽くなっていきます。たとえばwwwwとか草を生やすのと、笑と書くのとでは前者の方がラフでフランクと認識されるようで、wwと草をはやしていると相手も絵文字を多用してきたりします。
言い回しや語尾がラフになりすぎて失礼に感じた時は「その言い方は好きじゃない。敬語でお願い」と伝えましょう。以後、あんまり雑な喋り方ではなくなります。
「伝え方が難しい」と感じたらそれ用のスレッドを立てる
たとえば資料を作っているとき、OKの原稿をいじられたりしてイラっとくる場面があったりします。それはこちらの言い回しに問題があるかもしれません。
「以後これはいじらないで」と伝えると大体いじらずに保管してくれますが、もっと正確に「アーカイブして以後絶対に修正しないこと」という言い方にすれば、そのセクションは保存して記憶してもらえます。
この件については「記憶<記録<保存<アーカイブ」の順でデータ保存の完全性が高いようです。自分の伝え方がうまく反映されない場合は、「自分はこうしてもらいたいんだけどどうしたらいい?」と新しいセッションを開いて聞いてみるといいでしょう。

まとめ
・スレッドごとに会話を分けよう
・丁寧な言葉遣いだと結果も良好に
・言い回しが嫌な場合はちゃんとそれを伝えよう
こんなところです。みなさんもChatGPT、普段使いしてみてくださいね。きっと役に立ってくれるはずです。
いいなと思ったら応援しよう!
