#015 1泊4日営業の旅~兵庫編
兵庫は度々訪れている程身近な訪問先となっているものの、頻度を高めていかなくてはお店に通いきれない。今回は東京のお店を訪れて、その帰路に兵庫を経由するプランを立てた。当日にプランの変更をしたことによって裏目に出たこともあったが、それを含めての営業の旅。そのようなことへの対処にも慣れていかなくては。
移動の疲れという点を加味して移動手段に新幹線を組み込んで負担軽減を図ったものの、お腹のキャパオーバーなどもあって行程を詰め込むことの限界を感じる。行程に運動やサウナなどリフレッシュするためのプログラムも組み込んでいく必要があるのでこれは今後の課題。前日の旅の様子は以下の通り。
総じて今回の旅も良い経験をすることができた。行程の後半の兵庫の旅を紹介する。
〇安心安全新幹線
1.東京を楽しむか、前倒しでお店に向かうか
翌日は1人行動。夜に兵庫のお店に伺うプランだったため、朝~昼は東京を散策する案もあったが、午前中から移動することで兵庫でお世話になっているお蕎麦屋さんの昼営業に間に合うことに気づきました。そこで東京を前倒しで出発し、大阪を経由し、逆瀬川を目指して出発。
2.お店に求めるもの
新幹線で順調に新大阪駅に到着。新大阪駅はごった返しており、特に外国人観光客の割合が多い。駅構内のお店はどこも込み合っており、人が多いところが苦手な私にとってはなかなかビビっとこない。友人から「ド定番だけどわなかが美味いよ」とオススメされたが、ド定番が混んでいないわけがなく…。
仕方がないので、次の目的地の移動途中で探すことに。見つけたのが新大阪駅から一駅の西中島南方駅近くのあほやさん。一応チェーン店らしいのですが、ワンオペ営業で個人店といわれても見分けがつかない(笑
気さくな店員さんと小話をしながら注文して、たこ焼きに舌鼓。何気ない会話がアクセントとなり、自分にとって思い入れのあるお店になるんだなと改めて感じます。旅の途中に一息入れるにはぴったりなお店でした。駅の賑わいが少しでもこちらに流れてきたらいいのになと思わずにはいられません。
〇逆瀬川のそば処三佳
南方駅から逆瀬川駅へ。目的のお店の昼営業の時間に余裕で間に合ったと思っていましたが、なにやら活気がない。
臨時休業でした…
サプライズをするつもりが、ときたまこういうことがあります。
日を改める旨の連絡をして、今日のところは退散。
食べられないとなるとより一層食べたくなります。穴子の煮こごり、だし巻、すだちそば…。こちらのお店も食べきれていないお品書きが色々と残っています。思う通りにはいきませんでしたが、再訪することがより一層楽しみになりました。またお邪魔させて頂きます。
〇夙川のCONCENT MARKET
少し予定は狂ってしまいましたが、早めに夙川駅へ移動し、CAFE ATIKでコーヒーブレイク。新人店員?さんの一生懸命な接客が微笑ましかったです。
時間を調整してパンの名店CONCENT MARKETさんへ。
夙川の人気のパン屋さん。少し落ち着いた時間帯にと思って夕方にお邪魔させて頂きましたが、商品はほぼ売り切れ。バケットの最後の1本を確保できてよかった…
お土産を確保したところで、事務所に場所を移してうちの牛のお話だったり、パンについてお話をさせて頂きました。同じ牛の種類でも育て方でお肉が変わってくるように、小麦も同じ品種であっても農家によって仕上がりが全く変わってくるというお話は非常に興味深かったです。
宝塚店で提供しているランチは予約でいっぱいになっているそう。まさに「思う存分パンを楽しんでもらうため」と言って良い内容のランチ。是非うちのお肉をお試し頂いて、それらランチやパンに花を添えるような活躍をしてもらいたいものです。今後に期待ですね。
〇再訪、ヒトヒト食堂
ついついCONCENT MARKETで長居をしてしまい、少し暗くなり始めた18時半。降り出した雨に降られながらヒトヒト食堂に滑り込みます。このような雨の日は人手が少ない様子。これは夙川という年齢層が高めで落ち着いたベットタウンの特性上難しいところですね。
前回訪問時はワインと料理の組み合わせでしたが、今回は孤独のグルメのような注文。
この時は桜が咲く前で、「夙川の桜を目当てに人手が増えると良いんですが」、「トリッパが好きなんですよ」などオーナーのとお話しながら楽しい会食となりました。ホルモンのご注文も頂いたので、準備をしなければ。
しとしと降る雨の中、桜が咲いて活気が出てほしいと願いながら店を後にします。写真の通りしっかり食べてしまいましたが、ここからあともう1軒。
〇潜入、焼鳥こにし
昨年12月にル・ベナトンさんの周年イベントでご挨拶させて頂いた小西さんのお店。そば処三佳さんと同じく、ご連絡せずに訪問(ちょっと心配…)
初めて訪れましたが、西宮北口駅の北西口は飲み屋がギュギュっと詰まっているような町。仕事帰りのお客がでにぎわっていました。たった一駅ですが、夙川とは少し雰囲気が違いますね。
帰りの時間があったので、今回は控えめで。しみじみ美味しいんですよね。鶏もめっちゃ好きなので、ここも家の近くあったらやばかった(笑
ひとりでしっとり呑む感じかな?と思いましたが、他のお客さんと小西さんの軽快な会話にこちらまで楽しい気分に。生憎の天気ではありましたが、訪問することができて良かったです。
こっそりお邪魔したので、後日メッセージでご挨拶。次回の訪問も楽しみです。
〇三宮と言えば「カルスト号」
雨の降る中、CONCENT MARKETさんで買ったお土産を手に、帰路につきます。三宮から帰るとなると定番のカルスト号。ヒトヒト食堂と焼鳥こにしをはしごしてほろ酔いの中広島へ。これで下準備はばっちり。帰りはちゃんと寝られそうな気がします。
多少の成長がみられたようで、往路と違い多少睡眠をとることができた…ようです。まーだ工夫が足りませんが…
今回の旅でも様々な方の料理を味わい、雰囲気を感じ、いくつかのお店ではうちのお肉をお試し頂くようお話をすることができました。各店舗でどのように料理に落とし込むかはまだまだこれからですが、是非積極的に協力させて頂きたいと思います。
生産者自らお店に足を運ぶことを実践をしていくことはかなり大変ですが、両親の協力と各地の皆さんが暖かく迎えてくださることで非常に楽しんで継続すること出来ています。お店を新規開拓することも、お世話になっているお店に足を運ぶことも中々体一つではなかなか進みませんが、少しずつでも着実に。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も田舎の小さな肥育農家のリアルを伝えていきたいと思います。スキ・コメント・フォローなどを頂けますと励みになります。
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