
【イタリア 🇮🇹】 ep.13 あの映画の舞台アルベロベッロへ
お腹が空いて目が覚める、そんな朝。
支度をして、コーヒーと朝ごはんを求めて外に出る。
10:00 La Colazione ☀️ (朝ごはん)
旧市街の入り組んだ道は、なかなか難しい。
あれ、さっきもこの道通ったっていうのはわかるんだけど、
自分の位置が全くわからないのが、不思議。
夜とはまた違ったなんだか陽気な雰囲気。
道端には新鮮そうなトマトや、アーティチョーク、
見たこともないカラフルな野菜と果物を並べている八百屋さん。

オレガノも枝のまま。

オリーブも5kgくらいありそうな容器でそのまま売られてる。オリキエッテもカラフルなものからスタンダードなものまで。

新鮮すぎて、写真を撮る手が止まらない。
とはいえ、治安はあまり良くないと聞いているから、
しっかりストラップをつけて、かなり気をつけながら。
そんなに治安の悪い感じはしないけれど、油断禁物。
こういうところは、しっかり。
街の警官と観光客の両者で賑わうカフェを見つけて、
早速入ってみることに。ローカルもいるカフェなら、きっとおいしい。
中にはずらりと並ぶ、スイーツ。
イタリアの朝は、どちらかというと、甘い系が多いのかな。
散々迷ったあと、わたしたちはコーヒーとSfogliatellaとPasticciotto。

かなり甘くて、コーヒーが進む。
Sfogliatelle はパリパリの生地にリコッタチーズ。
ここのは、オレンジピールも入ってた。
Pasticciotto は、ケーキのような生地にスタンダードはカスタード。
ここは何種類か味があって、チョコ好きの弟はチョコを選択。
驚くところが、値段。これ全部合わせてなんと10.5€。
ヘルシンキから来ると、余計に安く感じる。
そのあとは、街散策をしながら、一旦今日の予定を決めるために、
パスタストリートを通ってエアビーに帰る。

朝だったからか、想像したよりは人がいない。
冬なこともあってか、ドアを開けて、部屋の中でパスタを作っている人もたくさんいる感じ。
13:00 映画のロケ地アルベロベッロへ 🚌
予定は決めてないとは言えども、行きたいところは大体決めていたから、
いつ何をするかだけ決めて、必要なチケットをとる。
今日は、バスでバーリから1時間程度のアルベロベッロという都市へ。
トゥルッリ(Trulli)と呼ばれる三角の屋根のお家が並ぶ、世界遺産にも登録されている街へ。
わたしがこの街を知ったのは、恵比寿で見た、とあるイタリア映画。
『丘の上の本屋さん』- Il Diritto alla Felicita
初めて見たヨーロッパの映画でもあったこの作品。
世界観が好きで、調べていくと、
この舞台になった街がなんとアルベロベッロ。
それ以来、旅行したい場所として、Google Map にピン留めしてた。
そして、たまたまバーリから結構近くにあることが発覚。
まさか、こんなに早く行けることになるなんて。
あいにくの天気で雨がしとしと。
それでも、街が近づくと見えてくる三角屋根のお家。
バスを降りて、少し歩くと、あたり一面に広がる三角屋根。
白い家の壁とグレーがかった三角の屋根がいいコントラスト。

世界遺産に登録されるのにも納得な、
まるでおとぎ話にでも出てきそうな街。
2時間くらいの滞在で十分に回れるくらいの小さな街なのも、また素敵。
街を散策しながら歩いていると、
なんと日本人とのハーフという店員さんから声をかけられ店内に。
ルーフバルコニーにまで案内してくれて、
トゥルッリを上から眺めるという贅沢な体験をさせてもらった。
旅に行ってこういう思いがけない出会いがあると、それまたすごく嬉しい。
そうこうしているうちにあっという間に帰りの時間。
バスに乗って1時間。バーリに戻る。
多くのレストランは20時まで開かないから、それまで休憩。
20:00 La Cena 🌙 (夜ご飯)
昨日のおいしかったレストランに戻るか、
違うところを試すか散々迷った結果、
候補には上がっていなかったお店に惹かれる。
今日は、La Cecchina というお店へ。
なかなかローカルからも人気そうなお店で、20時についた私たちはギリギリ席を確保できたみたい。
21時になると続々と予約の人で埋め尽くされていく。
バケーション中はいいけど、朝型のわたしには、
正直あまり合わなさそうなリズム😅
今日は Orecchiette con Cima di Rapa というこの地域のオリキエッテパスタの中でも伝統的な味付けに。
Cima di Rapa は野菜の名前で、ブロッコリと菜の花の掛け合わせみたいな感じ。アンチョビが効いてて、これまた絶品。
今日は Primitivo というこの地域の赤ワインも頼んでちょっと豪華な夕食。

すこーし街を散歩して、エアビーに帰宅。
今日もとても楽しかったな。