見出し画像

ヘルシンキのカフェ5選

なんだかんだ2週間以上を過ごしたヘルシンキ。
北欧ペイストリーを記録している手帳のページもきっつきつに。

たくさん食べたな〜

この記事では、そんな私のヘルシンキで巡ったカフェの中でも、特におすすめなところを厳選して、紹介します!


📍 Rams Roasters

この旅で初めて行ったカフェ。
小さなカフェだからこそ、店内に入るとシナモンの香りが蔓延していて、食べずにはいられない。
開店直後から人で賑わっていて、お客さんの半分以上はシナモンロール。

それも理解。
ここのシナモンロールは私の中で王道1位 👑
全部大きさも違って、ちょっとシナモンと砂糖の混ざった生地が流れ出してるのも手作りだからこそ。この流れ出したところがまた絶品だから、あえて崩れているものを選びたくなる。こうやって1つ1つ個性があるのも魅力のうち。

個性溢れ出るシナモンロール

このカフェはまた、コーヒーも本格的。

土日は午後早い段階では売り切れてしまうこともあるらしく、シナモンロールを確実にゲットするには朝行きたいところ。

シナモンロールとおいしいコーヒー。こんなにいい1日の始まりある?って感じさせてくるお気に入りカフェ。

幸せな朝。バナナケーキも絶品だったな〜

📍 St.George Bakery

ここは初めてフィンランドに来た時から行きつけのお店。
定番のシナモンロールから、数種類のペイストリー、サラダやサンドイッチまで売っている、ホテル併設の素敵なカフェ。

優柔不断だと頭が疲れるラインナップ💦

半階くらい下に降りたところにあって、重厚感とモダンな感じのミックスな建物やインテリア。広いから、落ち着いて作業をしたり、読書をしたりするのにもピッタリ。
(私の推しスポットは、大きな四角い窓がある一角。朝一で来ないとなかなか取れない人気スポット。まだそこに座れたことはないけど、いつかは座ってみたい!)

ここのシナモンロールもまたおいしい。
生地にはしっかりカルダモン。それに負けないシナモンの層。生地はしっとり、もっちり。読書のお供にしようと思っても、思わず手が止まらない。
どのシーズンでもあるシナモンロールは、他のペイストリーと迷った時にはとりあえずおすすめ!

シナモンロールとコーヒーで迎える最後の朝。帰るのが嫌になる。

そして今回の旅で試した Laskiaispulla っていうシュークリームみたいな見た目のお菓子もここのが試した中で一番おいしかった。
見た目はシュークリームなんだけど、生地はパンっぽくて、これもカルダモンがしっかり。ジャムとクリームとカルダモンのスパイス感が絶妙で、最高の組み合わせ。冬の間はどのお店にも並んでいるけれど、迷ったらここのを試してみてほしい!

Laskiaispulla ♡ 午後のおやつにはもってこい。
クリームでお腹いっぱいになるから、半分で来たらちょうどいいかも!

📍 Cafe Pikku Maria

地図で見ると少し遠く感じるけど、実はセンターからメトロ3駅ほど。
駅から住宅街を眺めながら歩いていくとぽつりと現れるそのカフェのドアを開けると、アンティークな家具と、手作りケーキで溢れるショーケースに出迎えられる。

この心地いい感じ。永遠と居座りたくなっちゃう。

フィンランドだとケーキって6€以下で見つけるのが結構難しいけど、ここのケーキはとっても良心的で4.9€。

フィンランド語を喋れない私にも、とっても感じの良いオーナーさんが優しく英語で説明してくれる。

フィンランドといえば、シナモンロールと思いがちだけど、多分同じくらいどこのカフェにもあるのが、Mustikkapiirakka というブルーベリータルト。
バニラソースをかけて食べるのが主流らしくて、オーダーしてからソースをかけてくれる。

このケーキにコーヒーカップに全てに心が踊っちゃう💓

お皿もカップも全てヴィンテージの一点もの。
まさに現地の人に愛されているんだろうなという感じのカフェ。カフェとしてもすごく心地がいいし、タルトもすごくおいしい。

ブルーベリーと多分サワークリームの入った生地。ちょっと酸味があるけれど、それがバニラソースの甘さと調和する。タルトは少し塩分があって、酸味・甘味・塩味の全てがハーモニーを奏でるかのような絶妙なバランス。

他にも色々ケーキがあったから、少しでも時間があるなら足を運んで欲しいカフェ。

📍 Ihana Kahvila Baari

今度はさっきのカフェとは逆に、栄える Esplanadi 通りに位置するカフェ。でも、不思議なことに、カフェに入ると自分が街の中心地にいることを忘れる心地よさ。

14時以降はラップトップ禁止のこのカフェは、自然とお客さんが会話をする声で溢れる。オレンジ色のライトに、アンティーク調のソファ。壁一面に飾られる様々な大きさの絵。ちょっとランダムな感じもまた好き。

店内の雰囲気もとっても好きだけど、何よりも好きなのがここの食器。
マグカップのセットがなんともいえない絶妙な形。存在する形の名前では表せない、唯一無二のきれいな曲線。そこに注がれる、おいしいコーヒー。
ラテもおすすめ。

マグカップに心がときめく✨

今回は Runebergintorttu というアーモンドのケーキ。これは正直少しマチパンのような味が強くて好き嫌い分かれそうだけど、試してみる価値はあるかも!とってもかわいいし、詩人ルーネベリさんの奥さんが作ってあげたことから、こんな名前になっているそう。
2月5日がルーネベリの日みたいで、だから1年中はない気がする。
この時期に来たら、是非試してみて!

真ん中を陣取るのがルーネベリタルト。おしゃれ

リスクを取りたくない!っていう人は王道のシナモンロール。ここのもすごくおいしい。

📍 Way Bakery

ヘルシンキ中央駅からは少し離れて今度は Kallio というエリアへ。
この地域は、なんとなく若くてエネルギーある感じがする。

そんなところに位置するのが、この人気店。
平日でもお昼時は友達とお茶をしに来ているお客さんでいっぱい!
小さな店内に入ると目の前にはひと工夫されたとってもかわいいスイーツがたくさん並んでる。

クリームの載せ方も本当に素敵!全部食べたくなっちゃう

スイーツももちろんなんだけど、ここはランチもとってもおすすめのカフェ。メニューはパスタ多めなんだけど、せっかくなら季節のスープを試してほしい。

上に乗るビーツチップスもいい色!味もビジュアルも最高!

この旅1番感動したビジュアルだったパースニップのスープ。味も見た目も驚かされた一品。寒い国だからこそのスープへのこだわりなのかな。

本当に五感を刺激される、そんなカフェ。
女子会なんかにはピッタリかも!

たくさんのカフェに行って、いい刺激をたくさん受けたゆったり旅。
まだまだ気になるカフェもたくさんあるから、今度開拓したいな。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集