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【デンマーク 🇩🇰】 ep.09 1人暮らしを始めたら戻ってきたい街

アラームと共に起きる、コペンハーゲン1人旅2日目。
ゆっくり朝の支度をしながら朝ごはんの場所を永遠と悩む。

候補は2つ。
Lille Petra か Atelier September。


9:00 朝ごはん探しの旅 ☀️

ホテルを出て、歩いてカフェまで向かう。
候補2つのカフェはそう離れてはいないので、
とりあえずそちらの方向めがけて30分くらい歩いていく。

同じ北欧なのに、フィンランドとは結構違う。
やっぱり寒さもちょっとましだからか、自転車に乗っている人がたくさん。
気をつけないと、車ではなくて、自転車にひかれそう。

私も日本ではよく自転車に乗るけれど、
こっちの人はロングコートを着ながらでも、自転車に乗る。
このスキル身につけたい。

予報も変わって青空が見えてくる。いい天気の朝。

そうこうしているうちに、一軒目のカフェに到着。

Lille Petra

一瞬どこにあるのかわからないほど、ちょっと隠れ家的なカフェ。
緑色の重厚な扉の奥に広がる庭園。いかにも素敵そうな雰囲気。

かなり迷うけど、とりあえずもう1つの候補も見てみることに。

入り口から雰囲気あってかわいい

Atelier September

綺麗な住宅街を歩いていくと、その一角に現れるのが、
Atelier September。

ASの文字がカフェの存在を知らせる

この本の表紙にもなる、まるでクリームのようなバターが有名なカフェ。

いつか欲しい本ランキング上位

並ぶことも多いらしいけど、まだ比較的早めからかスムーズに入れそう。
お腹も空いてきて、このカフェにすることに。

店内にはチューリップや、鮮やかな青色の食器のディスプレイ。
色遣いがなんともいえないセンスの良さを感じさせる。

やっとのことで選んだカフェ。
そしてここでやってくる新たなチャレンジがメニュー選び。

やっぱりバターを食べてみたいから、クラシックな朝食にしようか、
オムレツにしようか、
しかしそんな激選を勝ち抜いたのが、ズッキーニジャムのヨーグルトボウル。

聞いたことのないズッキーニジャムに惹かれ、やっぱこれしかない!と。
料理をするときも一ひねりするのが好きだから、
こういうちょっと変わったメニューには吸い込まれちゃう。

そして褒めたくなる自分のチョイス。
ズッキーニジャムの鮮やかな緑をさらに引き立たせる
バジルと抹茶という斬新な組み合わせ。

大正解!こんなにおいしいヨーグルトボウルは初めて

お皿も普通のボウルではなく、あえて平たいお皿。
盛り付けから、味まで全てがインスピレーショナルな一品。

街を歩く人を観察しながら、ゆっくり味わう。
そうこうしているうちに、店内も混んできて、帰る頃には長蛇の列が。

早起きは三文の徳ってこういうことだなって勝手に満足。
(対して早起きでもないけど😂)

さあ、今日は昨日閉まっていたお店メインでショッピング。
でも、その前に寄り道。

HART Bageri

昨日もデニッシュを買ったパン屋さんで、
おいしいと有名のカルダモンクロワッサン的なものと、
サワードウのパンを。
帰りの飛行機用と、明日からの朝ごはん用。

店員さんもとっても丁寧に説明してくれて、優しかった。

一番右側がカルダモンクロワッサン。
定員さんがとってくれているのが、一番クラシックなサワードウ。

後ろに並ぶパンはなんと全部サワードウ。
デンマークはサワードウ天国。これだけで住みたくなる。

10:00 ショッピング

さあ、ここからはショッピング。
まずは、HAYの店舗にはなぜか売っていなかった、
探している HAY のトートバッグを探しにデパートに。

Magasin du Nord

Nyhavnの目の前の広場に面しているこちらのデパート。
お目当てのトートバッグを検索していて見つけたデパートなんだけど、
かなり楽しかったところ。

3F メインに見ただけだけど、
色々なお店のものが少しづつ売っていて、
目星をつけていたところのブースも。

時間がなくて、周りきれない時は、いいかもしれない。

さて、お目当てのトートはというと、あったけれど、
そこまで好きな色がなかったので、全く違うもの購入。

色々なアーティストさんの壁に飾れる絵が売っていて、
散々迷った後にこの1枚を購入。

なんともいえない素朴感

Enberg Studioっていうところで作成されたものみたいで、
手にとっていた候補はここの絵ばかり。

自分のお気に入りのスタジオまで見つけて大満足。

New Mags

そしてお次は、こちらの本屋さん。
本屋さんというよりは、本のギャラリー的な感じで、
料理の本から、旅の写真集、建築の本までジャンルは様々。

こういう本インテリアに欲しい

英語で書かれた日本の料理本とかもあって、
私もいつかは日本の食とか、
調理法とかをこんな風に出版してみたいと、勝手に考えが巡る。

1人暮らしを始めたら、
自分の部屋の色に合わせてお気に入りの1冊を見つけたいな。

Posterland

次の目的地へと歩いていると、
ポスターをひたすら売っているお店発見。

なんとさっき購入したポスターはおそらくここのお店のもの。
バリエーションも大きさももっとある。

さっきよりはぐんとおっきめのサイズでとても素敵な絵を見つけたけど、
持って帰れる気がしないので断念。

でも、こういう出会いがあるから、やっぱり旅行は歩くのがいい。

Veirhanen

さあ寄り道はさておき、目的のアンティークの食器屋さんへ。
でも、なんとドアが閉まってる。

どうしようと諦めかけていると、
ちょっと外出していたらしいオーナーさんが戻ってきて一安心。

地下にまで広がる大きな空間で、とてつもなく迷う。
(今日は迷うことが多い日です😅)

いつもは陶器の結構シンプルなお皿が好きだけれど、
Atelier September のヨーグルトが出てきたような、
鮮やかなお皿も素敵だなと思って、
一目惚れしたこちらを購入。

青と緑の中間の素敵なお皿

日本に帰ったら、これを使ってあのヨーグルトボウルを再現したいな。

最高の買い物に大満足して、ゆっくりホテルの方に向かう。

TorvehallerneKBH

帰り道、なんだか、賑わう場所発見。
なんとフードマーケット。

ちょっと小腹も空いてきたところで何があるのか入ってみることに。

いろんなお店がたくさん!外には新鮮な野菜やフルーツも。

デンマークといえばの smørrebrød とか、fiskefrikadeller とか、
いろいろ売ってる。

Smørrebrødはなんとなく味に想像がついたから、
fiskefrikadeller をトライ。
ハンバーグの魚版のような感じ。

Fiskefrikadeller ほうれん草入り。

そのまま食べるより、ちょっとタルタルとかつけて食べたらおいしそう。

15:00 カフェで休憩

Sonny

最後は帰りの飛行機までまだ少し時間があったので、
気になっていたカフェでお茶しながら読書。

テーブルのキャンドルと見たこともないオリジナルマグ

コーヒーが注がれてきたのは、このオリジナルマグ。
青がデンマークっぽくて、いい感じ。

机の上に置いてあるキャンドルもあったかくて、心地よい。

1時間くらい、本を読んで、その場の空間を楽しんで、
そろそろ空港に向かいます。

18:00 コペンハーゲン空港

さて、無事空港にもつき、スムーズにチェックインも終わり、
お店をぶらぶらしているとさっき大きすぎて買うのを断念した絵の
ミニバージョン発見。

いつかキッチンかダイニングルームに飾りたい絵

即座に購入し、思いがけない出会いに感謝。

余談だけど、デンマークのセブンイレブンはなかなか充実してる気がする。

おにぎり(35DKKだから日本円で700円?!)も売ってるし、
サラダやサンドイッチも普通においしそう。

デンマークのセブンイレブン

でも私はHART Bageriのカルダモンクロワッサンがあるので、
こっちを食べる。

これでもかというほどのバターに、
ほのかに香るカルダモンがいい感じ。
もっとカルダモンが入ってても私は好きかも。

飛行機には、何かのスポーツのジュニアチームが。
多分勝利したのか、飛行機が飛び立つ前には乗客みんなが拍手。

到着ゲートにもたくさんの人が風船やお花を持って待っている。
フィンランド語わかるようになりたい。

なんだったのか気になりながら帰る、幸せな旅。

今度は1人暮らしを始めたら、絶対に戻ってこよう!
そんなコペンハーゲン日記。

THE E.N.D.



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