ペンギンとイチゴ
そのペンギンは、南極に住んでた。
ある日、海で魚を取っていると、奇妙な赤い氷を見つけた。
ペンギンは、試しに食べてみると、とても甘酸っぱくて美味しかった。
赤い氷は、凍ったイチゴだった。
辺りを見渡すと、少し遠くにイチゴが、また浮いていた。
ペンギンは、泳いでいってイチゴを食べた。
また、その先にも、その先にも、イチゴは浮いていた。
ペンギンは大喜びで、イチゴを追いかけ、食べながら、どんどん沖にいった。
気がつくと、南極ではない。どこかの島にたどり着いた。
その島には、イチゴがたくさん成っていた。
ペンギンは喜んだ。イチゴは食べ放題だった。
食べに食べてペンギンは気がついた。
仲間がいない と
ペンギンは悲しくなった。
イチゴも味がしない気がした。
ペンギンは、海に、イチゴを流すことにした。
このイチゴをたどって誰か来ないかと
そうして、何日かたったとき、
島に沢山のペンギンがやってきた。
仲間きたとペンギンは嬉しくなった。
そして、みんなで、イチゴ食べて幸せに暮しましたとさ。
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