産後2ヶ月、久々に自分の心身と向き合うと。
産後ちょうど2カ月が経ち、少しずつ生活のリズムも整ってきました。
そろそろ体動かしたいな~ガチガチになった体ほぐしたいな~
と思いながらも、いざ自分で運動再開してみよう!と思ってもなかなか自分の時間と体力の両方がある瞬間は、ない…
ということで、出産前から興味のあったマドレボニータの産後セルフケア オンライン教室に参加してみました!
産後ケア教室に実際に参加してみてのレポートや感想をシェアしたいと思います。産後のセルフケアについて気になっているお母さんや、妊娠中で産後に向けて何か準備をしておきたい方のご参考になれば嬉しいです。
■マドレボニータの産後セルフケア オンライン教室とは?
産前から産後まで、女性の心と体のためのエクササイズやセルフケアのプログラムを展開しているマドレボニータ。今回は、このオンライン教室に参加させていただきました。
産後の体は、外から見るだけではわからないけれどとてつもないダメージを負っているそう。体のダメージだけでなく、ホルモンの変化によるメンタル不調、それに加えて寝不足…など、慣れない生活の中で多くの不調が出てきてしまう産後。
産後の体を少しずつ回復させ、自分らしさを取り戻せるようなリラックスの機会が「セルフケア」という形で提供されていると聞き、産前からマドレボニータのことは気になっていました。
コロナ禍ということもありZoomでのオンライン実施。1回75分×4回(週に一度)のクラスを受けており、これまでに2回を受けました。
オンライン参加の際、Zoomはカメラオン。自分の顔も見えるけれど、もちろん気にせずすっぴん。部屋も片付いてないけど全然気にしない。笑
■こんな75分間でした
・まずゆっくりストレッチ
初回と2回目の時は、まだお互いの顔と名前が一致していないので、ストレッチしつつそれぞれ軽い自己紹介。ここで面白いのが、「子どもが今○か月です」という言い方をするのではなく、「私は今産後○か月です」という自己紹介をすることになっているということ。セルフケアの主役はお母さんだから、自分を主語にして会話しましょう、という意図だそう。面白い!
ストレッチしてみると、産後ほぼ向き合ってこなかった自分の体の凝り・張りに初めて気づく…!私の場合はもともと予定日までずっと運動していたので、それまでは自分の体とはよく向き合えているという自覚があったのに、産後2か月動かなかっただけで、こんなに「自分の体じゃない感」があるなんて。
私の場合は特に背中、腰の張りが強かったように感じました。やっぱり1日2時間超えの授乳のダメージは大きい…
・軽い筋トレ
筋トレと言ってもそんなマッチョなものではなく、産前産後で使ってこなかった筋肉を少しずつ動かしてみましょう、といった内容のもの。腹筋、内転筋、骨盤底筋など、産前産後にパワーを失いがちな個所を中心に動かし方を教えてもらいました。
妊娠前はトレーニング直後(あくまで、直後のみ。笑)は割れてくれてた腹筋がもうすっかりへにょへにょになっていたので、少しずつ自分の腹筋にも目を覚ましていってもらいたいと思います…
・対話の時間
「私にとってセルフケアとは?」「私の価値観」など、自分を主語として対話をする時間。幸い、自分の場合は夫との電話の中で自分の考えや感じたことを日々言葉にできる機会があると感じているけれど、それも恐らく里帰り先で比較的余裕のある生活をさせてもらえているからだと思う。
自分の考えや意見を人に対して言葉にしてみる機会って、自分で作るとか誰かに与えてもらうかしないと失われてしまうと思うので、この時間は短いながらもとても貴重だなと感じます。
特に面白かったのは、第2回目のお題だった「私の価値観」。クラスの前に「価値観のリスト」を見ながら、今の自分の価値観に合致しているものを選んでおき、それをクラスでシェアするというもの。全員の前で発表して下さい!って感じではなく、Zoomのブレイクアウトルームで2人組になっての対話なので緊張せずリラックスして話せます。
今までだと仕事が自分の価値観の大半を占めていたせいか、「成果」とか「成長」とか熱めのワードを選びがちだったけれど(笑)、今の自分と向き合ってキーワードを選んでみると、これまでとまた違った自分の今の立ち位置に気付けたり。当日の対話の時間はもちろん、前後の時間で自分の中で考える&気付きの機会があったことも思わぬ収穫でした。
・セルフケア
日々の子育てと向き合う生活の中で取り入れられる「セルフケア」を毎回1つずつインストラクションしてもらえます。
私の場合、特に産後辛いのが肩こりと腰痛。現在私は産後2か月ですが、出生体重から2倍を超えて成長してきた我が子を抱えての育児はなかなか体に堪えます。授乳や抱っこで疲れがちな腰や背中をうまくケアしてあげられるような動きを教えてもらえたことで、日々のちょっとした時に自分の姿勢を意識して正すことができるようになりました。意識するだけで、これが全然違う。姿勢も良くなるし、ちょっと気持ちも上がるような。(気づいていなかったけれど、産後今までになかったようなレベルですごい猫背になっていた…)
■参加してみて思ったこと
セルフケアそのものはもちろん、産後これまでと全く違う環境で過ごす中でこのプログラムに参加してみて、感じたことや気づけたことがたくさんありました。
・家族以外の人とのコミュニケーションが新鮮…!
産後2か月&このコロナ禍ということで家族以外の人とは今のところ一切会えていない状況。なので、家族以外のだれか、且つ同じ境遇にあるお母さん達とのコミュニケーションの場があることが純粋に嬉しい。
後ろで子どもの泣き声が聞こえてきたりとかもして、当たり前なんだけど「あ、うちと一緒だ…!」って思えるだけで何だかありがたい。
里帰りして甘えさせてもらっているものの、やっぱり子育てと向き合う毎日の中で同じ目線で家族と会話するのが難しいこともあるなと思うので、同じ境遇で頑張ってるお母さん達がいるんだなって思えるだけで嬉しい。
・「子ども連れ」の空間に慣れる練習になった
コンテンツそのものも楽しめたけれど、1番感じたことが実はこれでした。今はほぼ家の中で子供と過ごしている生活なので、まだ「家族以外の人との場に子供連れで参加する」というシチュエーションを経験したことのない私。
「なるべくご機嫌でいてくれるように直前に授乳を済ませておかないと…」
「途中ぐずったらどうしよう…」
とかとか考えて少し緊張気味に参加したのですが、よく考えるとこの場の参加者は皆さん私と同じようにお子さん連れのお母さんたち。
途中で子どもが泣いちゃうなんてことは当たり前。だから、子どもをあやすために途中手を止めることや、オムツを替えるために一時席を外すことは「すみません」でも「失礼します」でもない。なんだか当たり前だけど、そんなことにとてもホッとしたのでした。
子連れでどこかへ行くことに緊張するのって、子どもの安全などを気にしてのこともあるけれど、どうしても潜在的に気にしてしまうのが「周囲の目」だと思う。
ギャン泣きして周りに迷惑をかけてしまわないか、「泣かせたままにしてるお母さん」だと思われないか、、必要以上に過敏になってしまうのかも。
このクラスではいつも、インストラクターの方が「途中泣いちゃったら外れてあやしてもらっていいですよ~」とか「オムツ替えとかもしちゃってくださいね~」とマメに声掛けしてくださるのでとても気が楽。
もちろんTPOはあるものの、「子供連れの自分」に慣れていくことで、要らぬ緊張やプレッシャー、ストレスから自分を開放していくことができればいいなと思ったのでした。
・「予定がある」ってことの喜び
今の生活だと、ほんと曜日感覚どころか日付感覚すら失われつつあり。笑
そんな日々の中で、週に一度決まった時間になにか予定があるってだけでなんだか嬉しい。
(ただし曜日感覚があまりになさすぎて、クラスの直前にLINEグループにインストラクターの先生から「今日もよろしくお願いします!」と連絡が入って初めて「あ、やべ今日だった!!」って思い出したりもするんですけどw)
以上が、これまでに2回産後ケアオンライン教室に参加してみた簡単なレポートになります。
個人的には、セルフケアだけでなくて、久々に自分の内面や体と向き合っていろんな気づきを得られたことがすでにとても大きな財産になっていて、すでに参加してよかったなと満足感!
残りあと2回も楽しみたいと思います~