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アイルランド紀行 vol.9「アコースティックな夜」

クレインバー(Crane Bar)ではほぼ毎日アイリッシュセッションが行われていた。
アイリッシュセッション、フィドル(バイオリン)、バウロン(手持ちの太鼓)、アイリッシュフルート、コンサーディナー、ギターなどの楽器での演奏のこと。
ミニライブというかんじ。

バーの広さによって、アコースティックなところとアンプ・スピーカー使うところがあるけれど、クレインバーはアコースティック。
毎日本当に賑わっていた。
コロナ禍の今はどうしてるんだろうか。
とてもアクリル板とか設置するとは思えないけど。

そこで演奏されるアイリッシュ音楽がとても心地よく、ドラフトギネス(生ビール)やサイダー(りんごの発泡酒、シードル)を飲みながら、よく友達としゃべってゆったり過ごしていた。

何が好きって、座って演奏してる人たちがリズムを取るために足で木の床を踏んでリズムを刻むあの感じ。
ドン、ドン、ドン、ドンっていうあのリズム、あの響きが妙に心に残っている。

あの音、響き、ライブ感。
「パイントオブギネス!」(ギネス一杯!)
って今すぐ注文して、アイリッシュポンドの小銭をじゃらじゃら渡して一杯やりたい。

(今はパブも電子マネーなのかな。ユーロだし。)
#アイルランド紀行

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