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文学しごと vol.9「臼杵パイセンとこ行ってきた!」

中1の時の中3、高1の時の高3つまり2コ上ってほぼ神みたいな憧れを持ってきましたが、この度2年前の2021年にユネスコ創造都市(食文化)に認定された大分県臼杵(うすき)市先輩のところにお伺いしました。

これは2コ上のパイセンというやつですね。(うちまだ認定されとらんから畏れ多いが)

小倉から特急ソニックで大分へ、大分から特急にちりんで臼杵へ行ったわけですが、いやー、ソニック揺れすぎ。(久々の乗り物酔い。いや飲んでなくてよ。)

臼杵市。

大分から電車で40分の大分市都市圏のまちで人口は3万5千人、豊後水道に面したリアス式海岸のある港町であり、大友宗麟の城から始まったまちでもあります。(でも江戸時代の殿様は美濃の稲葉家)

豊富な水資源を武器に、日本酒、味噌、醤油の生産が盛んで、全国で6〜7番目の規模の味噌工場があるのがうすきパイセン。

あと江戸時代の倹約令の時、見た目くらい華やかにするっちゃ!(方言の確証なし)という心意気で、真っ黄色のサフランライスならぬクチナシライスを考案したり、普通捨てちゃう卯の花と魚の中落ち混ぜておかずにしちゃうっちゃ!とかの食品廃棄物減らそうぜ的なSDGsアイデアで社会課題解決を図った先進都市なのだそうだ。

今やってることは、そのへんの歴史もふまえつつ、お酒や味噌や醤油の醸造してる事業者さんとも連携しつつ、さらに有機農業やってる人たちと一緒に、食文化に関する勉強会、人材育成、子どもたちの学びの推進、高校との連携や学生に仕事を任せたり(イベントの司会とか)、料理人と協働したり大学連携などを進めているとのこと。

臼杵高校にはなんとユネスコ部があるらしい!しかもユネスコスクール!(岡山一宮高校のお仲間なんですか?)

「小さい市なのでウチの部署だけではできません。なので、創造都市の協議会の事務局に、市の他の部署も入ってもらって事務局してるんです。」

ってどういう役所の仕組みなのよ?笑

お話聞いてて終始前向き、そして「楽しくないと!」と繰り返し言われてるのが印象的でした。

「臼杵は川が2本流れてまして、それぞれで水質が違うからお酒の味も違うんですよ。それぞれ売ってるお店はこことここです。」

としっかり営業なさるのはさすが産業観光部。

もろもろ勉強になりました先輩!あざす。

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