「検食」こども園をつくる仕事をしています。vol. 22
給食の「検食」というものがあります。
子どもたちが食べる給食を、園長先生か副園長先生らが事前に食べてチェックするもので、「検食お願いしまーす!」って職員室に運ばれてきます。
(早弁ではありません!笑)
出来る限り素材の味を生かすために薄味にしてるということで、味のチェックもしていますが、重要なのはアレルギーのチェック。
卵、乳製品、えび、かに、ごま、りんご、そば、ピーナッツ、小麦などなど、園によっては園児の約5%にアレルギーのある子どもがいるところもあります。
その子どもごとに、アレルギー品目を除いた食事(除去食)が作られ、「◯◯ちゃん専用」の給食が提供されています。
アナフィラキシーの子どももいるので、給食室の調理員さんも慎重に、絶対にアレルギー品目が混ざらないように注意して給食を作ってくれていて、本当に頭が下がります。
子どもたちにとっても給食は楽しみなもの。
時にはキライな野菜も出てきますが、「できるとこまでがんばって食べてみようか。」という先生の声がけや、周りの子も食べてるしということで、ちょっとずつ野菜が食べられるようになる子もいるようです。
でも、やっぱりキライなものを食べられない子はいるので、その子たちには無理やり食べさせるようなことはしないとのこと。
よかった。
(昔の小学校給食みたいに、食べられないから食べるまで居残り給食みたいなことはしないそう。あれホント嫌な思い出にしかならない。)
園ではできるだけ旬の食材を使うということで、春は空豆が必ず出るとか。
「そらまめくんのベッド」の絵本の話とかしながら給食食べたりするのかなー。
盛り上がりそうでいいなー。^^