秘密基地を考える。#05「この木なんの木?」
秘密基の前にある、よく伸びるこの木。
落葉するので2年前くらいにかなりバッサリいったんだけど、やけに成長が早い。
葉っぱを集めるとやたらと軍手にくっつくし、冬には山ほど黒い実が落ちてくる。
この木なーんだ?(クイズか)
というわけでアスエコにお邪魔して聞いた。(知らんのかい)
葉っぱ付き小枝を持っていき、見てもらうと瞬殺。
「ムクノキ(椋の木)」
だそうです。
葉っぱがざらざらしてる(葉脈ハッキリ)ので、ヤスリとして使われてきたものだとか。
漆器とかこれで磨くらしい。
あとやっぱり成長早いらしく、昔は一里塚みたいなとこに植えられて目印みたいにされてたとか。
「ほらあそこに見える木まで行って、その下が八兵衛さんちじゃよ。」
的な。(うっかり)
たしかに秘密基地、小橋渡って、中橋渡ったとこにある。
「ほれな、あの木まで行ってそのあと京橋渡れば岡山じゃが。」
的な。
(じゃが、は岡山弁。岡山出身の人が大学で大阪に行って「じゃが」を連呼してたらあだ名が「じゃが」になったと言ってた。その女性、「女子にジャガはひどくない?」って言ってた。おーい!ジャガー!って呼ばれたら返事したくないかもしんない。)
とりあえず、この家のひさしを大きな枝で支えてくれてるひとはムクノキさんだ。
急に知らん人が知り合いになったみたい。
なんか嬉しい。
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