「保育園は足りてるのか?問題」(こども園をつくる仕事をしています。vol. 46)
岡山市でも、保育園や認定こども園の入園申込みに対する内定が確定しました。
申込み数→19,155人
内定数→18,096
入園が決まっていない児童数→1,059人
というのが一次募集の結果。
これから二次、三次と募集・調整をして、この数字は小さくなっていく予定ですが…。
(待機児童が決まるのはもうちょい先。前年の数字より全体的に改善してるので、このままいけば入園が決まってない児童数も減り、その中の待機児数も前年の8人から若干改善されるのではないかと思います。)
数年前と比べて全体の数字は「改善傾向」と言えます。
が、うちの子4月からどこに行けばいいの?という方が多くおられるという現実…。
身近な友人の中にも、一次で決まらなかったという方がいて、その不安やもどかしさやモヤモヤもお聞きしていて、幼児教育・保育、子どもの担当として申し訳ないというか苦しい思いでいます。
二次、三次でお子さんを預けられたらいいとも考えられるけど、その間の不安感焦燥感を思うとやるせない。
こども園推進課としては、こども園を整備することで、保護者の安心感を生み出せたらいいな。
ただ整備には、地域や保護者の方々の理解を得てから予算とって工事して備品買って…って3年はかかる現実。
少子化で子どもの数が減る中でやみくもに整備して受け皿作っても、5年後、10年後にスカスカになったら過剰整備どうすんねん、という見通しがある現実。
子どもは急には産まれない、けど預け先がないと子どもを安心して産めない、家族計画も立たないよねと。
異次元の政策もいいけど、なんせ目の前の地に足ついたところでちゃんと向き合って自分の仕事の中でできることをしなければ…
とはいえ全部はできんしなぁ、人口差もあるし地域の特性もあるしなぁ…
特にモヤモヤするこの時期…。