「悟り」をどう定義するか
個人的な話になりますが、最近「音律学」という分野に強く関心を持っています。
ざっくり書くと、音楽理論の基礎である「音程」という概念について、そもそも音とは何なのかという物理的な視点を加味しながら、ピッチ(音の高さ、振動数㎐で考える)の配置をどのようにするのかを考え、それをピアノのような鍵盤楽器の調律法などに活かしていく、みたいな学問領域です。
そこについて見識を深めていくうちに、音の高さだけでなく、世界の「周期性のある運動現象」について、広く興味を持つようになってきました。